ライバルサイトの調査をしたいんだけど、ドメインパワーの調べ方を教えて!
そんな疑問にお応えします。
こんにちはろにぃです。サイト制作を始めてから10年
・月収100万円のサイトを作成、運営
・クライアントのサイトの作成、編集、管理
・SEO相談
などの経験を活かして、サイト制作やSEOについて情報発信をしております。
ライバルサイトの調査をする際、ドメインパワーを比較すべきだと言われても、どうやって調べたらいいのかわからないですよね?
高いツールが必要なんじゃないの?
そう思う方もいるのではないでしょうか?もちろん便利で高価なツールもあるんですが、実は無料でドメインパワーを調べる方法もあるんです。
そこで今回は、
- ドメインパワーを調べる方法
- ドメインパワーを上げるためのヒント
について、毎日ライバルサイト分析をしているぼくが解説します。
本記事を見てもらえれば、
- ドメインパワーを用いた、正しいライバルサイトの分析ができるようになる
- ドメインパワーを上げるために必要なことがわかる
こんな内容となっていますので、あなたのサイトをより多くの人に見てもらえるものにするために、ぜひ最後までご覧ください!
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なぜドメインパワーを調べる必要があるのか?
ドメインパワーを調べることで何ができるのか?ここを掘り下げます。
- 市場調査ができる
- 自分の立ち位置を知る
- SEO対策の成果を測れる
順に見ていきましょう。
1.市場調査ができる
ドメインパワーを測ることで「あなたが戦おうとしている市場は勝ち目があるのか?」を確認できます。
始めはレベル1からスタート。ラスボス級のサイトしかいないステージに突っ込んでも、すぐに検索上位に上がってくることはありません。
かといって一生懸命サイトを育てても、参入したステージにお宝がなければ攻略してもリターンがない。
中ボス、ラスボスがいて程良いライバルもいる。倒したらガッツリリターンが期待できる。そんな程よい市場を見つけるための指標として、ドメインパワーが役に立つんです。
2.自分の立ち位置を知る
ライバルサイトとドメインパワーを比較することで、距離感の確認ができます。Google検索の表示順位にも関わってくるドメインパワー。
ライバルとの差が5なのか、20なのか、どのくらいあるかによって、やるべきことが変わってくるんです。今後の運営方法を決める上で、ドメインパワーは重要なデータになるわけです。
3.SEO対策の成果を測れる
あなたが行ったSEO対策の内容によって、どれだ成果があったのかをドメインパワーで測ることができます。
正しい対策ができているのかは数値で確認しないとわからないですよね?また成果が見えたほうがモチベーションにもつながる。
ドメインパワーを少しずつあげていくSEO対策は、ドラクエのレベル上げみたいなものなので、正しく対策して、強くなっている実感があると嬉しいですよね。
ドメインパワーを調べるツール
ドメインパワーを調べるにはツールを使います。
今回は無料ツールの紹介がメインですが、有料ツールとどう違うのか比較できるよう、両方紹介しておきます。不要だったら飛ばして読んでください。
- 無料ツール:MozBar
- 有料ツール:hrefs
1.無料ツール:MozBar
MozBarはドメインパワーが確認できる無料のGoogle Chrome拡張機能です。
以下の目安でサイトの強さを数値化。
Mozbar PA | デビュー間もないサイトから見たライバルサイトの強さ |
---|---|
15以下 | 努力すれば勝てる |
16〜29 | 鬼努力すればなんとか勝てる |
30以上 | 鬼努力、才能、経験、運があって勝てるかどうか |
ライバル分析には必須のツールなんです。
MozBarのデメリット
MozBarは全てのサイトのドメインパワーを確認できるわけではありません。Google検索順位の上位7~9位くらいまでのデータは表示されますが、それ以下のサイトは表示されない。
これだとターゲットにするライバルサイトの数が限られてしまうんです。ぼくは20位くらいまで視野に入れてリサーチするため、MozBarだと物足りない。
ただそれを差し引いても無料で使えるのだから、上位サイトを調べたいのであれば十分使えます。
Mozbarの使い方
- Mozbarにアクセスする
- Chromeに追加をクリックする
- 拡張機能の追加をクリックする
- Chrome拡張機能一覧を開きピンをクリックする
- アイコンをクリックする
- ログインする
- 完了
初回はアカウントを作成してログインをします。
各サイト下部にグラフが表示されれば成功です。表示されている数値は、
- PA:ページの権威性
- DA:ドメインの権威性
を表すものです。
2.有料ツール:ahrefs(エイチレフス)
ahrefsもドメインパワーを調べられる便利なツール。
言ってしまえば、
- MozBarの強化版
- ラッコキーワード
- キーワードプランナー
を全て1つにまとめたようなツールです。その上ライバルサイトの被リンク状況まで確認出来てしまう、最強の分析ツールなんです。
金額はそれなりにしますが、hrefs1つで複数ツールの役割を果たしてくれるのでとてもラク。
ぼくの場合、hrefsがあるおかげで他者様のサイト運営のお手伝いまでできているので、結果的に余裕で元が取れてしまっています。
ahrefsのデメリット
¥25,000〜/月と金額が高い、これだけです。個人で自分のサイトのためだけに使うにはちょっとしんどい金額。まあ元は十分取れますが、サイト作りたてでここまでコストをかけるのはあまりおすすめしません。
ahrefsの使い方
- ahrefsにログインする
- keywords Explorerのタブをクリックする
- 検索キーワードを入力する
- 完了
ドメインランクの数値が強さを表すものです。一瞬で100サイトのデータが取れてしまいます。
以上で1~100位までのサイト情報が確認できます。
無料ツールだと何工程か必要になる作業が一瞬。便利すぎて手放せません。
ドメインパワーが強いサイトの特徴
ドメインパワーの調べ方を確認してきましたが、どんなサイトがドメインパワーが強いのか?そこを掘り下げてみましょう。
- 質の高いコンテンツが多い
- 質の高い被リンク
- 質の低い被リンクを削除
- マメに更新している
- SEOに強い構造
順に解説します。
1.質の高いコンテンツが多い
良い情報はつい人に教えたくなりますよね?
- 有益情報
- 優良コンテンツ
を多く抱えているサイトはそれだけ人に紹介されます。他者にリンクを貼って紹介されることを被リンクといい、被リンクが多くなるとドメインパワーが上がっていく、強いサイトだと評価されるというわけです。
2.質の高い被リンクを獲得している
被リンクには質の違いがあります。
ドメインパワーが高いサイトからの被リンクをもらえると、それだけでガツンとドメインパワーが上がったりします。権威性があり、信頼性の高いサイトから紹介されているとそれだけで信用できますもんね。
ドメインパワーが強いサイトは質の高い被リンクを獲得しているんです。
3.質の低い被リンクは削除している
被リンクは何でもいいわけではありません。
ココナラを見ると被リンクサービスを出品している人がいますが、大抵わけのわからない海外サイトからの被リンク。手を出してしまい、後悔している人の相談を受けたことが何度かあります。
これはドメインパワーを上げるどころか、サイトの信頼を下げ、場合によってはペナルティを受ける可能性がある。
心当たりがなくてもいつのまにか質の低い被リンクが付いていたりするので、時々チェックをして削除する必要があるんです。
4.マメに更新している
サイトの運営期間の長さもドメインパワーには影響します。
しかし長ければいいってものでもない。サイトの更新をさぼると、古いサイトだとみなされ評価が下がっていきます。情報が古く、間違った情報を野放しにしていては、ユーザーを騙すことになってしまいますからね。
ドメインパワーが強いサイトほど、サイトのリフレッシュは怠らないですね。
5.SEOに強い構造になっている
ドメインパワーが強いサイトは、戦略的に設計をされていることが多いです。
ユーザーがサイト内を巡回しやすくなっていて、「このサイトはよく見られているし、ユーザー満足度が高そうだ」とGoogleに評価される。
ただやみくもにページを増やすのではなく、狙いを持って設計をしているサイトはドメインパワーが強い傾向にありますね。
まとめ
今回は、
- ドメインパワーを調べる必要性
- ドメインパワーを調べるツール
- ドメインパワーが強いサイトの特徴
について解説してきました。
これであなたもライバルサイトのドメインパワーを調べることができ、より戦略的にサイト作成・運営ができるようになりましたね!
ドメインパワーが強いサイトの中でも、SEOに強い構造を構築しているサイトはキーワード選びを徹底的に拘っています。
サイト作成時におけるキーワードの考え方は以下の記事で詳しく紹介していますので、ここを落として失敗しないよう、必ずチェックしておいてください!
今回は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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