エックスサーバーって、障害多くない?
そんな声を耳にしましたか?
こんにちは、ろにぃです。
今回はエックスサーバーの障害の多さについて解説します。
ろにぃ
SNSすらロクに触ったことない状態からサイト作成を始めてみたけど、
WordPress1日で挫折
⇒1ヶ月かけてWixサイト1つ完成
⇒3ヶ月間PV数0~2件/1日
エラー多発でクレーム連発の超初心者から↓
- サイト制作歴10年以上
- 情報発信を機に大企業へ転職
- 月収100万越えサイトを作成、運営
- 運営サイトRonilogにて、初心者向けに世界一やさしくわかりやすくWeb制作、SEO、ライティングについて発信
- 3日で100記事ブログを生産した経験を元に、noteでは【初心者がAIを使って15分で1記事完成させる】をテーマにAIブログ作成術を発信
ぼくは10年以上、エックスサーバーを利用しています。
実は先日、あるクライアントさんから、
エックスサーバーって本当に信頼できるの?
という相談を受けたんです。
そこで今回は、エックスサーバーの障害について、実際のデータと自身の経験を元に徹底検証してみました。
この記事を読めば、以下のことが分かります。
- エックスサーバーは本当に障害が多いのか?
- 他社サーバーと比べてどうなのか?
- 知っておくべき対策方法とは?
「エックスサーバーを使おうか迷っている」という方も、「すでに使っているけど不安…」という方も、ぜひ最後までご覧ください。
きっと、あなたのサーバー選びや運用に役立つヒントが見つかるはずです!
それでは、さっそく見ていきましょう。
総合的なエックスサーバーの評判が知りたい方はコチラ↓をどうぞ
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エックスサーバーの障害は本当に多いのか?
エックスサーバーは障害が多いんでしょ!
この噂、よく耳にしませんか?特にSNSなどでは批判的な声も目立ちます。
でも、ちょっと待ってください。本当にそうなんでしょうか?
ぼくも長年エックスサーバーを使ってきましたが、実はこの噂には重要な誤解があるんです。
データを見ながら、実態を確認していきましょう。
エックスサーバーの信頼性
まず、エックスサーバーの基本的な信頼性について見ていきましょう。
■19年積み重ねたノウハウと技術力で創業以来99.99%の稼働率を維持
2003年のサービス提供開始から19年間積み重ねたノウハウと確かな技術力で、創業以来99.99以上の稼働率を維持。
高速かつ大量アクセスに強い『最高』のサーバー環境を提供するために、1台あたり1千万円を超える最新の商用サーバー機器をはじめ、世界最速クラスのWordPress実行環境「KUSANAGI」の高速化技術や、高速な処理性能と高い障害耐性を兼備する「NVMe(エヌブイエムイー)」など、業界最高レベルの機器と技術を採用しています。
エックスサーバーの年間稼働率は99.99%を記録しています。
これは業界水準と比べて、メチャクチャ高い数値なんです。
例えば、1年間のうちサーバーが停止している時間に換算すると、
稼働率99.9%→年間約8.76時間の停止
ほぼノンストップ。サーバーが止まらないのは利用者にとって重要な安心材料ですよね。
大規模障害事例
とはいえ、過去に大きな障害は発生しています。
2022年04月10日 PM11:53頃~2022年4月11日 AM1:50頃にかけて、データセンターの電源システムの故障により、冗長化していた主要ネットワーク機器が同時に停止し、提供サービスにおきまして大規模なネットワーク障害が発生しておりました。
https://www.xserver.ne.jp/information_detail.php?view_id=9033
この時は関連するグループ会社のサービスも全て停止するという大規模な障害でした。
利用者が多いだけに影響も大きかったのだと思います。
ぼくはこの時エックスサーバーを使用していましたが、時間が時間だけに全く気付いていませんでしたけど。
実はこの1ヶ月前にも大きめな障害があったため、
エックスサーバーって障害が多くない?
という話題が上がったというわけです。
ただし、これらの障害は迅速に対応され、データの損失などの重大な被害は報告されていません。
また、エックスサーバーは障害情報を細かく発信しています。
一見
トラブル多発してるじゃん!
と思いますが、よく見てください。
全てのサーバーで起こったトラブルではなく、たくさんあるサーバーの中の1つで起こった障害。
しかも内容は3分間の速度低下とかw
こんなに親切丁寧に発信してるから、
エックスサーバーのトラブル頻度、やばくない!?
という声が上がるのでしょう。
「そんなのわざわざ報告いりませんよ!」というレベルの発信が大多数です。
レンタルサーバー業界の障害の現状
実は、サーバー障害って特定の会社だけの問題じゃないんです。
「エックスサーバーの障害が目立つ」と感じる大きな理由の1つは、単純にユーザー数が多いから。
国内シェアNo.1のサーバーなので、少しの障害でもSNSで話題になりやすいんですよね。
実は他社サーバーでも、同様の障害は発生しています。しかも結構大きめな・・・。
ConoHa WINGの大規模障害
以下はConoHa WINGで18時間に及ぶ大規模障害です。
下記日時におきまして、ConoHa WINGの一部サービスにおいて障害が発生しておりました。ご利用のお客様には大変ご不便をおかけいたしましたことを深くお詫び申しあげます
発生日時 : 2020年12月28日(月) 22時36分頃
復旧日時 : 2020年12月29日(火) 16時15分頃
対象 : 収容ホスト:www51.conoha.ne.jp
事象 : 対象収容ホストのWebサーバーにおきまして
Web表示/FTP、SSH/ファイルマネージャが利用できない。
原因 : ハードウェアの不具合
対応 : ハードウェア交換を実施の上、Web表示/FTP、SSH/
ファイルマネージャーの利用が正常にできることを確認いたしました。
18時間に及ぶ障害だったため、反響も大きかったようです。
ConoHa WINGはパッと見、障害は少なめに感じます。
ただエックスサーバーほど親切、丁寧に障害情報を発信しているわけではないので、実際のところどうなの?という疑問は残りますね。
ちなみにこの記事を書いている際、ConoHa WINGにログインし、過去のログイン情報を確認しようとしたらログインできませんでした。
その間の障害情報発信はなしでしたね。
mixhostの大規模障害
こちらはmixhostでバックアップデータが消失した障害。
2018年12月9日(日)06:00頃〜21:30頃の間において、ストレージシステムの不具合により、データベースサーバーが停止する事象が発生いたしました。
また、ストレージシステムの不具合により、データベースの破損が発生し、弊社にて取得していた正常なバックアップデータよりロールバックを実施いたしました。
引用元:mixhost公式サイト
この結果12月2〜9日までのデータは消えてしまったようです。
ぼくなら1週間で7〜10記事アップするので、しばらく立ち直れなくなるほどの大ダメージです。
2018年なのでだいぶ前の話しですが。
障害発生はどのサーバーでも起こりうる
紹介した通り、どのサーバーでも障害は起こりうるんです。
大切なのは、障害が起きた時の対応スピードと、情報公開の透明性。
この点で言えば、事細かに障害情報を発信したり、全サービスがストップしたのに、深夜の2時間で復旧したエックスサーバーは業界でもトップクラスの対応力といえますよね。
エックスサーバーと他社の比較
ここからは、実際のデータを見ながら他社と比較してみましょう。
エックスサーバーのメンテナンス・障害情報
テキストが小さくてすみません。
発信量の多さを見てもらいたくて。
ConoHa WINGのメンテナンス・障害情報
ぼくが経験したログイン不具合は掲載されていませんね。
ConoHa WINGは障害が発生した場合、当事者にのみ発信をする仕組みになっているようです。
ぼくは当事者認定されなかったのかな・・・。
mixhostのメンテナンス・障害情報
以前は障害が多発したり、データ消失の被害が発生してしまったmixhostですが、現在は安定しているようです。
障害対策と自衛の重要性
さて、ここからが本当の重要ポイント。
どんなサーバーを選んでも、障害対策は必須です。
賢いサイト運営者はリスク管理として、必ず以下の対策をしているんですよ。
定期的なバックアップの必要性
最低でも週1回は必ずバックアップを取りましょう(サイト更新頻度によりますが)
エックスサーバーなら自動バックアップ機能があるので、設定は簡単です。寝てる間にバックアップ完了、楽ちんですよ!
ただ、これだけでは不十分。
ぼくはmixhostの例もあるので、サーバーのバックアップとは別に
・PCのローカル
・外付けSSD
にも保存してます。
ここまでやってダメなら・・・あきらめます。
代替サーバーの検討
重要なサイトの場合は、別のサーバーも用意しておくことをおすすめします。
とはいえ、予算との相談もありますよね。まずは無料のクラウドサービスを活用するのもアリです。
- Google Drive
- Drop Box
- OneDrive
- iCloud
このあたりは個人でも使いやすいサービスですね。
サイトが育つとデータが重くなり、無料プランでは足りなくなります。
ぼくはGoogle Driveの有料プランを使って、データを保存しています。
障害発生時の対応策
レンタルサーバーで障害が発生した際、以下のような手順が必要です。
レンタルサーバーの障害対応では、ユーザー側でできることは限られています。
だからこそ、日頃からのバックアップやセキュリティ対策の実施など、予防的な措置を講じることが重要。
また、素早い状況確認とサポートへの連絡が、被害を最小に抑え、早期復旧につながる可能性があるんです。
エックスサーバーを選ぶ理由
実は障害の観点から見ても、エックスサーバーには選ぶ理由があるんです。
- 国内シェアNO.1の信頼性
- 高速で安定したサービス
- 初心者にも使いやすい環境
- 障害から復旧までの早さ
より分かりやすい言葉で説明し直してみましょう。
国内シェアNo.1の信頼性
エックスサーバーは、日本で一番多くの人に選ばれているレンタルサーバーです。20年以上もの間、たくさんの人に使われているんです。
選ばれている理由は、サーバーが安定して動き続けることと、長年の実績で培った信頼。
多数のユーザーが同時に使用しても、安定している安心感があります。
ユーザーからは「いつも安定して使える」という声が圧倒的に多いんです。
高速で快適なサービス
エックスサーバーは優れた設備で、いつでも快適にホームページを表示できます。
24時間、365日監視しているので、問題があってもすぐに対応してくれるんです。
ユーザーのホームページがいつでもスムーズに見られるよう、徹底管理されてるんですね!
初心者にも使いやすい環境
エックスサーバーは、パソコンが得意ではない人でも、簡単に使い始められるように工夫されています。
サポート情報は画像つきでわかりやすく解説されていますし、各種設定の代行サービスまで実施しています。
しかも利用者が多いので、公式以外では動画解説までしてくれている人もいる程。
一昔前までは「レンタルサーバーは初心者には難しい」なんて言われていましたが、エックスサーバーがこれを覆したのではないでしょうか。
障害から復旧までの早さ
大規模障害と言われた2022年4月の際、わずか2時間で復旧しています。
何時間もサーバーが止まってしまえば、ユーザーにはそれだけ不利益が生じる。
すぐに復旧させるところは、さすが国内シェアNO.1のエックスサーバーです。
よくある質問(FAQ)
エックスサーバーは他社より障害が多い?
いいえ、利用者と障害回数で見る限り、むしろ少ない傾向にあります。
大規模障害時の補償はある?
はい。SLA(サービス品質保証)により、長時間の障害時には料金の返金があります。
サーバー移行は簡単にできるの?
WordPressなら簡単移行機能があります。
また、どうしても自分でやるのが難しい場合、サーバー移転代行のオプションもあります。
簡単に素早く移行できるようサポートは整っているので安心してください。
まとめ
どのサーバーでも障害は起こりうるもの。大切なのは対策と対応力です。
定期的なバックアップと、基本的な対策を怠らないことが重要です。
結局のところ、障害の有無だけでサーバーを選ぶのはナンセンスですよね。
しかし、総合的に見てエックスサーバーは、
- 障害対応が迅速
- サポート体制が充実
- 利用者の評判の良さ
という理由から、障害対応に強く、おすすめできるサーバーだと言えます。
▶ 【2024年最新版】エックスサーバーの評判と口コミ総まとめ~長期利用筆者の本音〜
この記事で紹介した対策を実践し、安心してサイト運営をしたいですね。
今回は以上です。最後までご覧頂きありがとうございました!
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