予約ボタンを最後に自分で押したのはいつですか

広告も出している。
Googleマップにも載っている。
口コミも悪くない。
それなのに、ホームページから予約が入らない。
そんなとき、最初に聞きたいことがあります。
自分のホームページの予約ボタンを、最後にスマホで押したのはいつですか?
押した瞬間に「ページが見つかりません」
先日、ある整体サロンのホームページをスマホで開きました。
写真はきれいで、施術の説明もていねい。
いちばん下までスクロールして、「LINEで相談する」を押しました。
「お探しのページが見つかりません」
画面を見た瞬間、もったいなさが先に来ました。
同じページには、同じ「LINEで相談する」のボタンがあと2つありました。
上の2つは、ちゃんとLINEの友だち追加の画面に進みます。
壊れていたのは、いちばん下の1つだけでした。
いちばん下まで読んだ人は、いちばん予約に近い人です。
その人だけが、行き止まりに当たっていました。
この1か月半で見た、同じ止まり方
ぼくはこの1か月半、整体院・パーソナルジム・美容室・工務店などのホームページを、スマホで1件ずつ開いてきました。
広告やSNSで、ちゃんと集客をしているお店ばかりです。
やったことは、お客さんと同じ順番でスクロールして、ボタンを全部押すことだけ。
46件見て、いちばん多かったのが「押しても進まない」でした。
46件中17件です。
たとえば、こんなものがありました。
- 最初の画面のいちばん目立つ「空き状況を見る」が、押しても何も起きない(整体)
- スマホで画面の下に出続ける「お問い合わせはこちら」を押すと、ポイントカードのアプリの案内が開く。問い合わせを書く欄はない(整体・ボディケア)
- 先ほどの、3つあるうちの1つだけがリンク切れの「LINEで相談する」(整体サロン)
どれも、デザインの問題ではありません。
直すのに、サイトを作り直す必要もありません。
なぜ、お店の人は気づけないのか
問い合わせまでの流れ全体を先に見直したい方は、最初に確認すべき3つの導線も参考にしてください。
理由はシンプルで、自分のホームページを、お客さんと同じ順番で押す機会がほとんどないからです。
作った日は、全部押して確かめたはずです。
でもその後に、こんなことが起きます。
- 予約のページを作り直して、古いページを消した
- 外部の予約サービスやLINEの設定を変えた
- 同じボタンを、ページの上・中・下にコピーして置いた(直したのは1つだけ)
- スマホだけに出るボタンを、テーマやアプリの機能で足した
どれも、パソコンの管理画面からは見えにくい変化です。
お客さんは、壊れたボタンを見ても電話はくれません。
静かに戻るボタンを押して、隣のお店を開くだけです。
直し方は「押す日」を決めること
1. スマホで、上から順に全部押す
パソコンではなく、スマホで開きます。
最初の画面、ページの途中、いちばん下。
「予約」「相談」「LINE」「電話」「お問い合わせ」の文字があるものは、全部押してください。
2. 同じ文字のボタンは、1つ確かめて終わりにしない
上の1つが動いたから、下も動くとは限りません。
コピーして置いたボタンは、片方だけ古いリンクのまま残っていることがあります。
3. 画面の下に出続けるボタンを、最優先で押す
スマホで画面に固定されているボタンは、いちばん押される場所です。
ここの行き先が違うと、損がいちばん大きくなります。
4. 月に1回、「押す日」をカレンダーに入れる
外部の予約サービスやLINEは、相手側の都合でページが変わることがあります。
一度直しても、また起きます。
月に1回、5分だけ押す日を決めておくと、気づくまでの時間が短くなります。
今日やること
いまスマホで、自分のホームページを開いてください。
そして、いちばん下までスクロールして、最後にあるボタンを押してみてください。
そこが、いちばん予約に近い人が押すボタンです。
ほかにも止まる場所がないか自分で順番に確かめたい方は、無料のチェックリストを受け取ってください。予約の手前で止まりやすい場所を、9つの視点で確認できます。


