Wixサイトのキーワード設定について、いい加減に決めると大変なことになるって聞いたんだけど詳しく教えて!
こんな疑問におこたえします。
こんにちはろにぃです。サイト制作を始めてから10年
・月収100万円のサイトを作成、運営
・クライアントのサイトの作成、編集、管理
・SEO相談
などの経験を活かして、サイト制作やSEOについて情報発信をしております。
Wixでは一番最初にキーワード設定をしますが、キーワードってどう選んでいいかわからないですよね?
ぼくも一番最初のサイトを作ったときはテキトーにキーワード選定をし、サイトを作り直すという苦い経験をしました。
サイト設計を学び、ツールを活用する正しいキーワード選定を行うことで、サイトが上位表示されるようになっていきました。
そこで今回は、キーワード設定による失敗も成功も経験しているぼくが、
- キーワード設定の役割
- Wixキーワード設定のための事前準備
- キーワード設定のやり方
について解説していきます。
この記事をご覧いただければ、正しいキーワード設定のやり方が理解でき、より多くの人に見られるサイトを作れるようになるでしょう。
キーワード設定はサイトの今後を左右する重要なテーマです。本記事の最後には誰しもがハマるキーワード設定の落とし穴についても解説していますので、必ず最後までチェックしてくださいね!
※本記事にはプロモーションが含まれます。
Wixキーワード設定の役割
Wixサイト作成直後に思いつきで設定するであろうキーワード。実際にぼくも一番最初のサイトは何も知らずにキーワードを設定しました。
まずは高確率で間違ってしまうWixキーワード設定の役割から確認してみましょう。
- ターゲットを明確にする
- サイトの方向性を決める
- サイト評価をあげる
順に解説します。
ターゲットを明確にする
Wixキーワード設定を行うことで、あなたのサイトに来てもらいたい人を明確にできます。
例えば
東京の美容院への集客が目的
こんなサイトなのに、沖縄の人たちばかりが見ていても意味がないですよね?
キーワード=ユーザーの悩み
なのでキーワードを設定することで悩みを持ったユーザー、ターゲットを明確にできるというわけです。
サイトの方向性を決める
どんなキーワードで検索されるサイトにするのかが決まれば、自然とサイトの方向性も決まります。
ユーザーの悩みにこたえるには、どんな情報が必要か?そこから逆算してサイトの情報を整理することで、ブレないサイト運営ができるわけです。
ゴールが決まってないと迷走しますから。方向性が決まっているというのは大事ですよね。
サイト評価をあげる
検索されるキーワードが決まり、サイトの方向性が明確であれば、ユーザーの意図を満たしやすいサイトになります。
その結果、
- より多くの人に見てもらえる
- じっくり長い時間見てもらえる
- 人に紹介してもらえる
などのメリットが発生しやすくなるんです。この好循環がGoogleに、
「このサイトは人気があるし、よく見られているから良いサイトだな」
と評価してもらえるんです。
Wixキーワード設定の事前準備
Wixキーワード設定前に以下の準備をしましょう。
- 想定訪問者の検索キーワードを予測する
- 検索キーワードを集める
- キーワードの検索ボリュームを調べる
- キーワードを精査する
- ライバルの強さを調べる
Wixキーワード設定前にこんなことやってないですよね?少なくともぼくはやってませんでした。詳しく説明します。
STEP1.想定訪問者の検索キーワードを予測する
あなたのサイトに訪問するであろうユーザーを想定し、そのユーザーがどんなキーワードで検索して、あなたのサイトに来るのかを予測して書き出します。
なぜ始めにこれをやるかというと、始めからツールを使ってしまうと思考がデータに引っ張られ、ライバルサイトと全く同じ方向性のものが出来上がってしまうからです。
あなたの頭の中にある、リサーチを全くしていないキーワードを洗い出すことで、思わぬお宝キーワードを発見できるかも!?
STEP2.検索キーワードを集める
STEP1で書き出したキーワードに関連するキーワードをリサーチします。自分の想像力だけだと限界があるので、ここはツールに頼ります。
リサーチは無料で使えるラッコキーワードを使用して、関連キーワードを片っ端から提示してもらいます。
リサーチのやり方についてはSTEP3の検索ボリュームの調べ方と一緒に紹介しています。
STEP.3キーワードの検索ボリュームを調べる
STEP2で取得したキーワードが月に何回検索されているのか、検索ボリュームを調べます。
『このキーワード良さそう!』
と思っても、全く検索されないキーワードや競合が強すぎて、つけ入る隙がないキーワードもあります。
ここでもツールを使いますが、無料で使えるキーワードプランナーがおすすめ。ラッコキーワードとキーワードプランナーの使い方は別記事で詳しく紹介しています。
STEP.4キーワードを精査する
STEP3で入手したデータを元に、あなたのサイトに使えそうなキーワードをピックアップします。ここでキーワードを精査しておけば、後から増やすべきコンテンツが何かを明確にしておけます。
逆に後から何を増やそうかな?と考え始めると、最悪サイトを1から作り直す必要が出てきたりします。ムダな労力を使わないよう、このタイミングでキーワードを精査しておきましょう。
現段階では絞りすぎなくて大丈夫です。迷ったらそのキーワードは残しておいてください。
STEP5.ライバルの強さを調べる
STEP4.で残ったキーワードのライバルを調査します。
ライバルが強すぎるキーワードばかりだと、いくら良いサイトを作っても、なかなか見てもらえません。初期で挑む弱いライバル、後半で挑む強いライバルの目星をつけておくようにします。
ライバル調査にはGoogle ChromeツールのMozBarを使います。MozBarについては以下の記事で詳しく紹介しています。
ライバル調査が終わったらメインキーワードを設定する流れになります。
Wixキーワード設定のやり方
Wixにおけるキーワード設定の手順について解説していきます。
- Wixエディターメニューのマーケティングホームをクリックする
- Googleにサイトを提出の今すぐ始めるをクリックする
- 質問に答える
以上の流れになります。細かくみていきましょう。
1.Wixエディターメニューのマーケティングホームをクリックする
2.Googleにサイトを提出の今すぐ始めるをクリックする
3.質問に答える
以上でキーワード設定は完了です。
Wixキーワード設定の落とし穴
Wixキーワード設定を進めていると、
「3つ以上のキーワード(ロングテールキーワード)から始めることをおすすめします。」
と表示されますが、ぼくはこれをおすすめしません。
なぜならサイトを表すメインキーワードを検索ボリュームが小さいロングテールキーワードにしてしまっては、サイトはそれ以上成長しませんよね?
『始めはロングテールキーワードを狙う』は間違っていません。
ロングテールキーワードで表示されるページを複数作って、結果的にサイトのメインページがミドル、ビックキーワードで上位表示されるサイトを目指すべきなんです。
「ロングテールキーワードから始めましょう」が誤解を生み、間違ったゴールを設定してしまうことで、サイトの方向性がおかしくなってしまうんですよね。
誰もがハマる落とし穴だと思いますので、くれぐれもご注意ください!
また、せっかくキーワード選定をして、サイトを作り上げても
Google検索結果に全然表示されない・・・。なんで?
とのご相談を頂くことが非常に多い。その場合は以下の記事で原因と対策を確認してみてください。
今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!
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