ホームページの修正をしてくれないとき、最初に渡すもの
ホームページの修正を頼んでも、直してくれないまま残っている。そんなお店に向けて、実際に止まっていた修正が動いたパーソナルジムの例と、直してもらいやすい「1行1か所」の頼み方、自分で直せないときに誰に頼むかの決め方をまとめました。

「この文字、間違ってるので直してください」
制作会社にメールで送ったのは、たしか少し前。
返事はもらった気がする。
でも、久しぶりにスマホで自分のホームページを開くと、同じ文字がそのまま残っている。
もう一度頼むのも気が引けて、画面を閉じる。
こんなこと、ありませんか?
この記事は、ホームページの修正を制作会社などに頼んでいて、なかなか直してもらえないお店・教室の方に向けて書きました。
ホームページの修正をしてくれないまま時間が過ぎていたジムの実例と、直してもらいやすい頼み方、自分で直せないときにどうするかをまとめています。
直してほしい箇所は、お店がいちばんよく知っていた

あるジムのホームページ。
ぼくは普段、お店のホームページをスマホで開いて、ボタンやリンクを実際に押して確かめています。
2週間あまりで60件ほど。
このジムでは、ブログ記事の中にある「関連記事」のリンクを押しました。
2本とも、何も表示されない白い画面。
そのことを1点だけお伝えしたら、「全体も見てほしい」と返事が来たんです。
そこでトップページ全体をスマホ・タブレット・パソコンで見て、気になった5か所を画像つきで送りました。
- 「お客様の声」の欄に、口コミが1件も表示されていない
- 見出しとメニューに、文字の誤りが2か所
- 比較表の回数券の種類が、すぐ上の料金表と合っていない
- キャンペーンの画像のすぐ下に、予約のボタンがない
- 体験予約のフォームに、体験の内容と希望日時の欄がない
あとから分かったのは、この方はこの箇所をもともと知っていた、ということ。
制作会社に修正を頼んでいたけれど、直らないまま残っていたんです。
一覧が届いた日に、4か所が直っていた
一覧を送ったあと、「確認してくれますか?」と連絡をもらいました。
もう一度開くと、5か所のうち4か所が直っていました。
口コミは表示され、誤字は消え、比較表は料金表とそろい、フォームには体験の内容と希望日時の欄が足されていたんです。
残っていたのは2か所。
キャンペーンの下のボタンと、最初にお伝えしたブログの関連記事のリンク。
誰がどう直したのかまでは、ぼくは知りません。
ただ、「どのページの、どこが、今どうなっていて、何に変えればいいか」が画像つきで1枚にまとまったあと、止まっていた修正が動いた。
これは記録に残っている事実です。
ホームページの修正をしてくれない理由は、悪意とは限らない

「頼んだのに直らない」とき、制作会社がさぼっていると考えたくなりますよね。
でも、止まる理由はほかにもあります。
ぼくが作る側として思い当たるのは、この3つ。
1. 契約に「公開後の修正」が入っていない
作るところまでの契約で、公開後の修正は別料金のことがあります。
その場合、小さな修正は新しい仕事の後ろに回りやすい。
2. 依頼の文だけでは、場所が分からない
「料金のところが違う」と書かれても、作った側には料金の表示が何か所もあります。
スマホで見たのか、パソコンで見たのかでも、見えている画面が違う。
聞き返すのに手間がかかる依頼ほど、後回しになりやすいんです。
3. 誰が直すのか決まっていない
お店の方は「制作会社が直すもの」と思っている。
制作会社は「文字の修正はお店でできるはず」と思っている。
このすき間で、修正が誰の手にも乗らないまま残ることがあります。
どれも、どちらかが悪いという話ではありません。
頼む側でできることがある、という話です。
直してもらいやすい頼み方は「1行1か所」

検索すると、修正の料金の目安や業者の選び方の記事はたくさん出てきます。
でも、お店の側が「何を渡せば直してもらいやすいか」は、あまり書かれていません。
ぼくが一覧を送るときに入れているのは、次の5つ。
| 入れること | 書き方の例 |
|---|---|
| どのページ | トップページ/料金のページ/ブログの〇〇の記事 |
| どこ | 「お客様の声」の見出しのすぐ下 |
| 今どうなっているか | 口コミが1件も出ず、空白になっている |
| 何に変えたいか | 口コミが表示される状態にしたい |
| どの画面で見たか | スマホで確認(画面の画像を添付) |
これを、1か所につき1行。
画像には番号をつけて、一覧の番号とそろえます。
ポイントは「何に変えたいか」まで書くこと。
「ここがおかしい」だけだと、直す側が答えを考えるところから始まるんです。
文字の誤りなら、正しい文字を書く。
ボタンを足したいなら、ボタンに入れる文字と、押したら開くページを書く。
ここまで書いてあれば、直す側は迷わず手を動かせます。
ボタンの文字や置く場所に迷ったら、問い合わせボタンが押されない理由 色・文言・直前の一言を見直すも参考にしてみてくださいね。
自分で直せないとき、誰に頼むかの決め方

「今の制作会社に頼み続けるか、別の人に頼むか」で止まっている方もいると思います。
決める前に、確かめることは3つ。
- 自分で編集画面に入れるか(ログインのIDとパスワードを、お店が持っているか)
- 今の契約に、公開後の修正が入っているか
- 1行1か所の一覧で頼んだことが、一度でもあるか
この3つで、頼む先はだいたい決まります。
| 今の状態 | まずやること |
|---|---|
| 編集画面に入れる・文字や画像の差し替えだけ | 自分で直す(一覧はそのまま自分の作業メモになる) |
| 契約に修正が入っている・一覧で頼んだことがない | 今の制作会社に、一覧で頼み直す |
| 一覧で頼んでも、長いあいだ動かない | 編集の権限をお店がもらってから、別の人に頼む |
| ログインの情報をお店が持っていない | まず制作会社に、ログインの情報を確かめる |
気をつけたいのは、最後の行。
編集の権限がお店に無いと、別の人に頼んでも、その人は直せないんです。
誰に頼むにしても、最初に「自分のサイトに、自分が入れるか」を確かめておくと、あとで止まらずに済みます。
直したあとは、スマホで押して確かめる

「直しました」と連絡が来たら、自分のスマホで開いて確かめます。
- 一覧の1行目のページを、スマホで開く
- 直してもらった場所までスクロールする
- ボタンやリンクなら、実際に押して、開いたページを見る
- 直っていたら、一覧の行に印をつける
- 直っていない行だけ、画像を撮り直して、もう一度送る
先ほどのジムでも、直った4か所と残った2か所は、押して確かめたから分かったこと。
「直しました」の連絡だけでは、どこが残っているかは見えません。
直っていない行だけを返せば、次の依頼は短く済みます。
今日できること

直してほしいのに、まだ残っている箇所を1つだけ思い出してください。
そのページをスマホで開いて、画面を撮る。
「どのページの、どこが、今どうなっていて、何に変えたいか」を1行で書く。
まずは1か所、1行だけで大丈夫です。
その1行があれば、自分で直すにしても、誰かに頼むにしても、話が先に進みます。
ほかにも予約の手前で止まっている場所がないか、自分で確かめたい方は、無料のチェックリストを使ってみてくださいね。


