電話番号が押せないホームページ|電話リンクの確かめ方
ホームページの電話番号、スマホで押すとちゃんとかかりますか。実際にあった「押しても何も起きない」「1桁違う」電話リンクの例と、WordPress・Wix・ペライチでのリンクの付け方、自分で押して確かめる手順をまとめました。

スマホで、お店のホームページを開く。
「お電話ください」の下にある電話番号を、指で押す。
何も起きない。
もう一度押す。
画面は同じまま。
お客さんは番号を覚えて打ち直すことはあまりしません。
そのまま戻るボタンを押して、次のお店を探すだけ。
自分のホームページの電話番号、スマホで押してみたことはありますか?
この記事は、ホームページに電話番号を載せているお店・教室の方に向けて書きました。
実際にあった「押しても電話がかからない」3件と、電話番号のリンクの付け方、そして押して確かめる手順をまとめています。
押しても何も起きない電話番号

ある整体・治療院のサイト。
スマホで開くと、最初の画面に電話をうながす一言があって、そのすぐ下に電話番号の行がありました。
押してみたんです。
何も起きませんでした。
発信の画面も出ないし、ページも動かない。
調べると、その行だけリンク先が空っぽでした。
見た目は押せそうなのに、押した先がどこにもない状態。
同じページの下のほうや、ほかのページの電話番号は、ちゃんと発信の画面が出ます。
壊れていたのは、いちばん目立つ最初の画面の1か所だけ。
「今すぐ電話したい」と思った人が最初に押す場所が、そこなんですよね。
61件中電話のリンクで止まっていたのは6件

ぼくは61件、整体院・パーソナルジム・美容室・エステ・工務店などのホームページを、スマホで1件ずつ押してきました。
そのうち6件は、電話番号のリンクに関わる止まり方でした。
さっきの整体・治療院のほかに、こんなものがあったんです。
先頭の0が抜けた、画像の電話ボタン
ある整体・治療院のサイト。
ホームページ限定の特典のすぐ下に、「スマホの方はここを押すと電話がかかります」と書いた緑の画像ボタンがありました。
押すと発信の画面は出ます。
でも、出てくる番号の先頭の0が抜けていました。
これではつながりません。
ヘッダーや画面下の電話ボタンは正しい番号。
特典を見て「申し込みたい」と思った人が押すボタンだけが、ずれていたんです。
画面の下に出続ける、Wixの電話ボタン
ある工務店・リフォーム会社のWixのサイト。
スマホで開くと、画面の下に緑の電話ボタンが出続けます。
Wixの「クイックアクションバー」という、スマホ表示だけに出る固定のボタン。
このボタンのリンク先の番号が、サイトに書かれている番号と1桁だけ違っていました。
トップ・お問い合わせ・会社概要、どのページでも同じです。
お問い合わせのページに書かれた番号の文字を押すと、正しい番号が出ます。
ずれていたのは、スマホでいちばん押されやすい固定のボタンだけ。
しかも、このボタンはパソコンの画面には出てきません。
パソコンで自分のサイトを見ているかぎり、気づく場面がないんです。
電話番号のリンクがずれる3つの理由

3件とも、お店の方が手を抜いていたわけではないと思います。
電話番号のリンクは、ずれても気づきにくい作りになっているんです。
1. 表示の文字と、リンク先の番号は別々に入っている
画面に見えている「000-000-0000」の文字と、押したときにかける番号は、別の場所に入っています。
文字を直しても、リンク先は古いまま。
番号を変えたときや、ほかのページからコピーしたときに、ずれが生まれます。
2. 画像のボタンと固定のボタンは、番号が目に入らない
画像の電話ボタンや、画面の下に出続けるボタンには、番号の文字がないことが多い。
だから編集画面で見ても、どの番号にかかるのか分からないままです。
3. パソコンでは、押しても確かめられない
パソコンで電話番号を押しても、電話はかかりません。
スマホにしか出ないボタンは、そもそも見えません。
つまり、パソコンで作って、パソコンで確かめているかぎり、電話のリンクはずっと試されないままになります。
お客さんは「番号が違いますよ」とは教えてくれません。
静かに、次のお店に電話するだけです。
ホームページの電話番号にリンクを付ける方法(telリンク)

電話番号を押してかけられるようにするには、番号に「tel:」から始まるリンクを付けます。
書き方は次の形。
- `tel:0000000000`(0から始まる番号を、そのまま続けて書く)
ハイフンは入れなくて大丈夫です。
大事なのは、表示している番号と1桁ずつ同じにすること。
メニューの呼び方は、サービスの更新で変わることがあります。
名前が違っていたら、公式のヘルプで探してください。
WordPressの場合
- 投稿やページの編集画面で、電話番号の文字を選ぶ
- ツールバーのリンクのボタン(鎖のマーク)を押す
- 「tel:」に続けて番号を入れて、確定する
画像のボタンに付けるときも、画像を選んでリンクのボタンから同じように入れます。
テーマによっては、ヘッダーや画面下の電話ボタンの番号を、テーマの設定画面で別に入れている場合があります。
本文を直したら、そちらも見てくださいね。
Wixの場合
- 電話番号の文字(またはボタン)を選ぶ
- リンクのボタンを押す
- リンクの種類から「電話番号」を選んで、番号を入れる
スマホ表示の画面の下に出る電話ボタンは、モバイル用の編集画面の「クイックアクションバー」で番号を入れます。
本文の番号とは別に入っているので、ここだけ古いまま残りやすいんです。
ペライチの場合
ペライチも、文字やボタンのリンクの設定で、リンク先に「tel:」から始まる番号を入れる形になります。
ボタンのリンク先の欄を開いて、番号が表示と同じかを見てください。
文字のままでも押せることはある
スマホによっては、リンクを付けていない番号の文字でも、押すと発信できることがあります。
ただ、テーマやサイトの設定でこの働きを止めていることも多い。
自分でリンクを付けておくのが確実です。
電話番号をタップして、発信の画面を確かめる手順

確かめるのは、編集画面ではなく、公開しているページ。
自分のスマホで開きます。
1. 電話番号を全部さがす
電話番号は、思っているより何か所もあります。
ぼくが見たサイトでは、だいたいこの場所。
- 最初の画面(ヘッダーや、電話をうながす一言の下)
- 料金や特典のすぐ下のボタン
- 画面の下に出続ける固定のボタン
- ページのいちばん下の共通の欄(フッター)
- お問い合わせ・アクセス・会社概要のページ
2. 1つずつ押して、発信の画面で止める
押すと、発信するかを聞く画面が出ます。
ここでは発信しないで、番号だけ見てください。
3. 表示の番号と、1桁ずつ見比べる
| 見るところ | こうなっていたら直す |
|---|---|
| 発信の画面が出るか | 何も起きない・ページが動くだけ |
| 先頭の0 | 0が抜けている |
| 番号の途中 | 表示と1桁でも違う |
| かかる先 | メールアドレスや別の窓口の番号になっている |
フッターや固定のボタンは、全ページ共通。
1か所のずれが、そのまま全ページのずれになります。
4. 番号を変えたら、もう一度全部押す
番号を変えたとき、ページを増やしたとき、テーマやテンプレートを変えたとき。
このタイミングで、もう一度1から押します。
ほかのボタン(予約・LINE・問い合わせ)の確かめ方は、「予約ボタンを最後に自分で押したのはいつですか」に書きました。
今日できること

いまスマホで、自分のホームページを開いてください。
画面の下に出続けるボタンと、ページのいちばん下の電話番号。
この2つだけ押して、発信の画面の番号を見てみてくださいね。
表示と同じなら、それで大丈夫。
電話のほかに、LINE・予約ボタン・フォームもまとめて確かめたい方へ。
押して見る場所を1枚にまとめた無料のチェックリストがあります。


