
こんなお悩みを解決します。サクッと結論を言ってしまうと、
- Kindleとは
- Kindleで音声学習をする iPhone編
- Kindleで音声学習をする Android編
- 音声読み上げ既往のデメリット


Kindleとは
KindleはAmazonの電子書籍サービスです。取り扱い電子書籍数は2020年3月時点で320万冊以上で、
- 小説
- 実用書
- ビジネス書
- マンガ
- 雑誌
- 洋書
などあらゆるジャンルの書籍データを取り扱っているのです。
Amazonが販売している電子書籍専用デバイスも同じ名称ですが、今回はサービス、アプリについて解説していきます。
Kindleの利用方法
Kindleはスマホやタブレットなどにアプリをダウンロードして使用します。以下のデバイスで利用可能。
- iPhone
- iPad
- androidスマホ
- androidタブレット
- WindowsPC
- Mac
- Kindle専用端末
使いたいデバイスにKindleアプリをインストールしてください。

インストールが済んだら、電子書籍を用意します。
Kindle電子書籍の購入方法
Kindleで扱う電子書籍データはAmazonが展開する Kindleストア で購入できます。
新品の紙書籍より若干安いです。一度購入してダウンロードしておけば、オフラインで利用可能。

こんな時にKindleならスマホ1台で済むため、荷物にならず便利ですね。
Kindleの利用プラン
Kindleには3つの利用法があります。以下の通りです。
サービス | 費用 | 内容 |
無料本 | 0円 | 無料で読める50,000冊以上の電子書籍が読み放題 |
Prime Reading | 500円/月 | Prime会員になり、数百冊の対象電子書籍が読み放題なる |
Kindle Unlimited | 980円/月 | 200万冊以上の電子書籍が読み放題になる |
無料本
なんとKindleでは50,000冊以上の本が無料で読めてしまうのです。本屋で紐が付いている本以外は立ち読みができるのと同じです。

読みたい本が見つからなければ、Prime Reading か Kindle Unlimited を検討しましょう。
Prime Reading
Prime ReadingはAmazon Prime会員特典の一部です。月額500円のPrime会員になれば、
- 無料の配送特典
- 特別取扱商品の取り扱い手数料が無料
- Prime Video
- Prime Videoチャンネルの視聴権利
- Prime Music
- Prime Reading
- Amazon Photos
- Amazonフレッシュ
- プライムワードロープ
- プライム会員限定先行タイムセール
- Amazon Music Unlimitedの割引
- Amazonファミリー割引
- Prime Gaming
- プライム限定価格
これだけの特典があるのです。

Amazonで買い物をしたり、サービスを利用する機会のある人であれば、入らなければ損ですね。
\ 30日間無料でおためし /
いつでも解約できる
Kindle Unlimited
Kindle Unlimited は月額980円で200万冊以上の電子書籍が読み放題になります。

損をしてしまわないよう、Kindleで電子書籍データを単体購入する前に、必ずKindle Unlimitedをチェックしましょう。
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Kindleで音声学習をする iPhone編
ではKindleで音声学習をする方法 iPhone編について画像を使って解説していきます。
①設定を開く
②アクセシビリティを選択
設定内のアクセシビリティをタップします。
③読み上げコンテンツを選択
アクセイビリティの中の読み上げコンテンツをタップします。
④画面の読み上げをオン
画面の読み上げをタップしてオンにします。
⑤Kindleアプリを開き、画面読み上げを起動する
Kindleアプリを開き、読みたい電子書籍データを開いたら、画面上部より2本指でスワイプし、画面読み上げを起動します。
これで文章を読み上げてくれ、Kindleでの音声学習ができます。
しかしここで問題。読み上げ機能を起動する2本指スワイプは誤作動が多く、通知やコントロールセンターを表示してしまうケースがあります。
読み上げ機能を使いやすくする設定
対策として、読み上げ機能を更に使いやすくするための設定も解説しておきます。
この設定により、スワイプではなく、ボタン操作とタップで読み上げ機能を作動できます。
①ショートカットの選択
設定⇒アクセシビリティからショートカットをタップ。
②AssistiveTouchをショートカットに設定
ショートカットからAssistiveTouchをタップして設定します。
③タッチを選択
デフォルトの設定に戻る⇒アクセシビリティから今度はタッチをタップします。
④AssistiveTouchを開く
AssistiveTouchをタップしてAssistiveTouchの設定を開きます。
⑤カスタムアクションを設定する
カスタムアクションから好きな操作を選択します。僕はダブルタップを設定しています。
⑥画面読み上げを設定する
AssistiveTouchのダブルタップに対応する動作を画面読み上げに設定します。
これで設定は完了です。
⑦AssistiveTouchを起動する
スリープボタンを3回押してAssistiveTouchを表示させます。
⑧カスタムアクションを実行
Kindleを開き、先ほど設定したカスタムアクションを実行します。
僕の場合はダブルタップを設定したので、AssistiveTouchをダブルタップすると読み上げがスタートします。
以上です。
AssistiveTouchは表示したままにしておけるため、次回からは
だけで読み上げがスタートします。
AssistiveTouchが邪魔な場合、スリープボタンを3回押せば消せるので、用途によって使い分けてみてください。
Kindleで音声学習をする android編
続いてKindleで音声学習をする方法 android編について解説していきます。
①設定を開く
デフォルトの設定アイコンをタップして開きます。
②スマートアシスト、ユーザー補助を開く
スマートアシスト、ユーザー補助をタップします。
③TalkbackをONにする
TalkbackをタップしてONにします。
④Talkbackを起動する
Kindleの電子書籍データを開き、読みたいページを右スワイプ⇒ダブルクリックで読み上げがスタートします。
以上です。
Talkbackは起動した瞬間、端末の操作方法が変わり混乱しました。
起動する前にKindleの読みたいページを開いておき、マルチタスクで切り替えてTalkbackを起動することをおすすめします。
音声読み上げ機能のデメリット
便利な音声読み上げ機能ですが、良い点だけではありません。以下のデメリットは理解しておかなければガッカリするかもしれません。
- 記号まで読んでしまう
- 漢字の読み間違い
- 抑揚がない
- 区切りのタイミングが悪い
- バックグラウンド再生だと1ページ読んだら止まる
- 操作方法が変わる(android)
記号まで読んでしまう
●を「くろまる」と呼んでしまったり、他にも記号を読むことがあります。
漢字の読み間違い
簡単な漢字でも音読み、訓読みの間違いがあります。
抑揚がない
一昔前と比べればかなり進歩しましたが、それでも棒読みをすることはあります。聴いていて退屈するかもしれません。
区切りのタイミングが悪い
文と文の間を詰めて読んでしまうことがあり、文字を見ずに耳だけで聴いていると違和感を覚えることがあります。
バックグラウンド再生だと1ページ読んだら止まる
読み上げ機能を使いながら、他のアプリを使用する、スリープモードにする「バックグラウンド再生」を行う場合、1ページを読み切ると停止してしまいます。
再生し続けるにはKindleアプリを表示させたまま、自動スリープモードをオフにしなければなりません。
操作方法が変わる
androidのTalkbackを起動すると、スマホの操作方法が変わります。
スワイプは2本指、1タップで選択して2タップで決定など慣れないうちは「起動」「停止」に苦労するかもしれません。
以上のデメリットを理解した上で使う状況を選べば、音声読み上げは便利な機能であることには間違いありません。
まとめ
最後にまとめます。
- KindleはAmazonの電子書籍サービス
- 2020年3月時点で320万冊以上の電子書籍を取り扱い
- 記号まで読んでしまう
- 漢字の読み間違い
- 抑揚がない
- 区切りのタイミングが悪い
- バックグラウンド再生だと1ページ読んだら止まる
- 操作方法が変わる(android)
以上について解説してきました。
Audible(オーディブル)で欲しい書籍データがない場合、今回紹介した方法を使えば、簡単にKindleで音声学習をすることができます。しかし、

という方はいると思います。
読み上げ機能は進歩し、聴き取りやすくはなりましたが、やはりプロのナレーターによる心地よい朗読のAudible(オーディブル)の音声学習にはかないません。
より効果的に音声学習をしたければやはりAudible(オーディブル)がおすすめです。
僕の場合、メインはAudible(オーディブル)、読み放題対象外はKindleを利用というように使い分けています。
Audibleについて詳しく知りたい という人は別記事でわかりやすく解説していますので、ぜひご確認ください!
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