ホームページを作るときに、「せっかくなら他と違う、自分らしいサイトにしたい」と思ったことはありませんか?
その気持ちは、すごく自然です。
テンプレートっぽいサイトにはしたくない
他社と同じような構成にはしたくない
自分の商品やサービスの良さを、自分の言葉でしっかり伝えたい
そう思いますよね。
ぼくも、最初はそうでした。
サイト構成も、トップページのコンテンツ順も、説明文も、画像デザインも、商品選びも、何から何まで自己流で進めました。
でも結果は、泣かず飛ばずだったんです。
サイトに来てくれさえすれば、最後まで読んでくれると思っていたんです。
でも、現実は違いました。
ファーストビューでよく分からないサイトは、そこで離脱されるんですよね。
本当に伝えたいことまで、見てもらえません。
画面の上では、こだわって作った文章が並んでいる。
でも、読者はそこまで降りてこない。
その事実に気づいたとき、手元に残ったのは、読まれなかった長い説明文だけでした。

ろにぃ
・サイト制作歴10年以上
・情報発信をきっかけに大企業へ転職
・月収100万円超えのサイトを作成・運営中
SNSも触ったことがない完全初心者からスタートし、ゼロからWeb制作とSEOを習得してきました。
同じように挑戦する人を応援するため、初心者向けに「世界一やさしくわかるWeb制作・SEO・ライティング」情報を発信しています。
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この記事では、ホームページ制作で「完全オリジナル」を目指すと失敗しやすい理由を整理します。
セールスライティングの型であるPASONAの法則も、ホームページに置き換えて紹介。
もし今、何から直せばいいか分からず止まっているなら、まずはサイト改善診断を使ってみてください。
今どこで止まっているかと、次に何を優先すればいいかを整理してお返しします。
\ 何をすればいいのかわからなくても大丈夫 /
完全オリジナルが悪いわけではない
最初に言っておきたいのは、オリジナルが悪いわけではない、ということです。
自分の商品やサービスには、自分なりの強みがあります。
- お客さんへの向き合い方
- 商品に込めた考え
- これまで積み重ねてきた経験
そこを出すこと自体は、もちろん大事。
ただし、ホームページでは「自分らしさ」を出す前に、読者が迷わず進める順番を作る必要があります。
ここを飛ばして、いきなり完全オリジナルを目指すと危ないんです。
なぜなら、読者は作り手のこだわりを見に来ているわけではないから。
読者が見ているのは、
- 自分に関係あるか
- 悩みを解決できるか
- 料金や条件に不安がないか
- 申し込んだあとどうなるか
このあたりです。
つまり、読者には読者の確認順があるんですよね。
作り手の思いつきで並べた順番と、読者が知りたい順番がズレる。
そうなると、どれだけ丁寧に作っても読まれにくくなります。
サイト全体でどこから見るか迷う場合は、 サイトが伸びない人が最初に見直す場 でも、優先順位の見方を整理しています。

「誰もやっていない形」は強いとは限らない
完全オリジナルを目指すと、「誰もやっていない形」に惹かれやすくなります。
でも、ここは少し慎重に見たほうがいいです。
自分では「完全にオリジナルだ」と思っているアイデアでも、実は過去に誰かが試して、うまくいかなかった形に近いことがある。
これは責めたい話ではありません。むしろ、最初はみんなそこにハマりやすいんです。
うまくいった型は、多くのサイトに残ります。
でも、うまくいかなかった形は、あまり表に残りません。
だから、普段あまり見かけない構成や見せ方ほど、「誰もやっていない新しい形」に見えることがあるんですよね。
ただ実際には、読者が迷いやすかったり、申し込みまで進みにくかったりして、自然と使われなくなった形かもしれません。
オリジナルに見えるものが、必ずしも強いとは限らないんです。
まず見るべきなのは、珍しさではなく読者が迷わず進めるかどうかです。
ここを間違えると、作り手側は「新しいことをしている」と思っていても、読者側は「何を見ればいいか分からない」と感じます。
膨らんでいた期待がしぼんで、そっとタブを閉じる。
この離脱は、かなり静かに起きるんですよね・・・。
自己流で作ると、伝えたいことが後ろに下がる
自己流でサイトを作ると、作り手が言いたいことから並べがちです。
たとえば、
- 商品への想い
- こだわり
- 開発の背景
- 他社と違うポイント
- 詳しい説明
こういう情報は、もちろん大切です。
でも、読者が最初に知りたいのは、そこではないことが多いんです。
読者はまず、
- これは自分向けか
- 何が解決するのか
- どんな人が使っているのか
- 料金や条件はどうか
- 次に何をすればいいか
を見ています。
この順番を無視して、いきなり長い説明やこだわりを出す。
すると、読者は途中で止まります。
想いやストーリーを先に出しすぎると読まれにくい話は、 社長の熱弁から始まるサイトが、料金を見る前に閉じられる理由 でも詳しく整理しています。

型を使うのは、手抜きではない
ここで大事になるのが型です。
型というと、個性がなくなるように感じるかもしれません。
でも、ホームページで使う型は、手抜きではないんです。
読者が動きやすい順番を借りること。
料理でいうレシピに近い。
最初から完全オリジナル料理を作ろうとすると、火加減も味付けも崩れやすいですよね。
まず基本のレシピで作る。そのあとで、自分らしい味を足す。
ホームページも同じなんです。
まずは、読者が理解しやすい順番で土台を作る。
そのうえで、言葉や写真、事例、表現に自分らしさを入れる。
この順番のほうが、伝わりやすくなります。
PASONAの法則をホームページに置き換える
セールスライティングの型の1つに、PASONAの法則があります。
読者が行動しやすい流れを作るための型です。
- 問題
- 共感
- 解決策
- 提案
- 絞り込み
- 行動
上記の頭文字をとったのが「PASONA」です。
ホームページに置き換えるなら、次のように考えると使いやすいですよ。
P: Problem 読者の悩みを出す
最初に出すのは、作り手の説明ではなく、読者の悩みです。
たとえば、
- 問い合わせが来ない
- 予約が増えない
- 商品ページを見られているのに購入されない
- サイトを作ったのに反応がない
こうした悩みを、読者が自分ごととして読める形で出します。
ここでズレると、その先を読まれません。
読者は「このサイト、ぼくの話をしている」と思えたときに、やっと少し先へ進みます。
A: Affinity 共感する
次に、読者の状況に寄り添います。
ただ「大変ですよね」と書くだけでは弱いんです。
読者が実際にしている行動まで見せます。
たとえば、
- 何度もトップページを直している
- ボタンの色ばかり変えている
- 説明文を足しているのに反応がない
- アクセス解析を見ても、何を直せばいいか分からない
こうした場面があると、読者は「自分のことだ」と感じやすくなります。
机の上にメモだけ増えて、ブラウザのタブも増えて、でも更新ボタンだけ押せない。
そういう場面まで見えると、言葉が急に近くなるんですよね。
S: Solution 解決策を示す
次に、解決策を出します。
ここでいきなり商品を売るのではなく、まず考え方を示す。
本記事なら、
完全オリジナルで作る前に、読者が動く順番を型で作る
これが解決策です。
「もっとデザインを凝る」ではありません。
「もっと長く説明する」でもありません。
読者の悩み、共感、解決策、提案、絞り込み、行動の順番を整える。
ここを先にやるんです。
O: Offer 提案する
解決策を示したら、次に提案します。
たとえば、
- 習い事教室なら体験レッスン
- 商品販売なら購入や資料請求
- サイト改善なら診断や相談
ここで大事なのは、提案が読者の悩みとつながっていることです。
読者がまだ悩みを理解していないのに、いきなり「申し込んでください」と言っても動きにくいですよね。
N: Narrowing Down 条件や対象者を絞る
次に、誰向けなのかをはっきりさせます。
「誰でもどうぞ」は、一見広く見えます。
でも実際には、読者が「自分向けかどうか」を判断しにくくなるんです。
たとえば、
- 初めて予約する人向け
- 自分でサイトを作ったけど反応がない人向け
- まず体験だけしてみたい人向け
- 商品選びで失敗したくない人向け
こうやって対象者を絞ると、読者は自分に関係あるか判断しやすくなります。
A: Action 次の行動を示す
最後に、次の行動を示します。
問い合わせ、予約、購入、診断、資料請求。
どれでもいいのですが、読者が迷わないように1つに絞ることが大事です。
ボタンをたくさん置くほど親切に見えるかもしれません。
でも、読者が迷うなら逆効果なんですよね。
次に何をすればいいか。
ここまで見せて、ようやくCTAが機能します。
問い合わせや購入前の不安を減らす話は、 ホームページから問い合わせ・購入が増えない人が、最初に確認すべき3つの導線 でも整理しています。

大事なのはTTP=徹底的にパクる
今回の記事で最後に言いたいのは
オリジナルより先にTTP(=徹底的にパクる)をしたほうがいい
ということです。
ただし、見た目をそのままコピーする話ではありません。
うまくいっているサイトを見て、共通点を見つける。
そこを自分のサイトに置き換える、ということです。
見る場所は、細かいデザインよりも順番です。
- 最初に何を見せているか
- どこで悩みに触れているか
- どこで実績やレビューを出しているか
- CTAの前に何を説明しているか
こうした流れを見る。
色やデザインを真似るより、情報の並び方を見たほうが役に立つんですよね。
うまくいっているサイトには、たいてい共通点があります。
- 読者の悩みから入っている
- 不安を先に減らしている
- 行動前に必要な情報を置いている
ここを見つけて、自分のサイトに置き換える。
これくらいで十分。
TTPを難しく考えすぎると、また手が止まりますからね。
自分らしさは、型のあとで足せばいい
型を使うと、自分らしさが消えるのではないか。
そう感じる人もいると思います。
でも、実際は逆です。
型があるから、自分らしさが伝わりやすくなる。
読者が迷っている状態では、どれだけ自分らしい表現を入れても届きません。
まずは読者が進める道を作る。
そのうえで、
- 写真
- 言葉
- 事例
- ストーリー
- 価値観
を足す。この順番です。
完全オリジナルは、最初から目指すものではありません。
型で土台を作ったあとに、少しずつ足していくものでいいんです。
まず確認するチェックリスト
今日やることは、全部を作り直すことではありません。
まずは自分のトップページを開いて、次の順番になっているかだけ見てください。
- 読者の悩みから始まっているか
- 読者の状況に共感しているか
- 解決策が見えるか
- 提案が悩みとつながっているか
- 誰向けか分かるか
- 次の行動が1つに絞られているか
- 人気サイトの共通点を参考にしているか
全部できていなくても大丈夫です。
まずは、どこが自己流になっているかを見る。
そこからで十分です。
まとめ
ホームページ制作で完全オリジナルを目指すこと自体は悪くありません。
ただし、最初から自己流で作ると、読者が動く順番からズレやすくなります。
大事なのは、珍しい構成を作ることではありません。
読者が迷わず進めることです。
そのためには、
- 人気サイトを分析する
- 共通点を見つける
- PASONAのような型で土台を作る
- そのあとで自分らしさを足す
この順番が現実的です。
ぼくも、自己流で何から何まで作っていたころは、反応が出ませんでした。
セールスライティングの型を学び、サイト構成に反映させたことで、少しずつ反応が増えていきました。
とはいえ、
そもそも人気サイトってどれ?
共通点の見極めなんて難しすぎるよ!
こう悩みますよね?
そんな方にはサイト診断がオススメです!
もし今、何から直せばいいか分からず止まっているなら、まずはサイト改善診断を使ってみてください。
今どこで止まっているかと、次に何を優先すればいいかを整理してお返しします。
\ 何をすればいいのかわからなくても大丈夫 /




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