ホームページって、作らなきゃいけないのはわかってるんだけど、どこから手を付けていいかわからない…。

サーバーってなに?
WordPressって聞いたことあるけど難しそう
結局どれを選べばいいの?
そんな悩み、めちゃくちゃわかります。
実は、選択肢が多すぎるからこそ迷ってしまうんですよね。

ろにぃ
・サイト制作歴10年以上
・情報発信をきっかけに大企業へ転職
・月収100万円超えのサイトを作成・運営中
SNSも触ったことがない完全初心者からスタートし、ゼロからWeb制作とSEOを習得してきました。
同じように挑戦する人を応援するため、初心者向けに「世界一やさしくわかるWeb制作・SEO・ライティング」情報を発信しています。
【さらに興味がある方へ】
初心者がAIを使ったサイト制作、サイト運営術を有料NOTEで公開しています。
→[運営者の詳しい情報こちら]
今回は比較検討で迷わせるのではなく、「今日から始められる」を最優先にお話しします。
結論から言うと、小規模事業なら「エックスサーバー+WordPress」で間違いありません。
理由は速い・落ちにくい・相談しやすいが揃っているから。
この記事を読めば、1時間後には自分のホームページが公開されて、お客さんからの問い合わせを受けられる状態になります。
迷う時間がもったいないので、さっそく始めましょう!
この記事の進め方(比較はしません)
今回は他社との比較は一切しません。
なぜなら、比較すればするほど決められなくなって、結局何も始まらないからです。
判断軸はシンプルに3つだけ
- 安定性:お客さんがアクセスした時にちゃんと表示される
- 速度:写真が多くても素早く表示される
- サポート:困った時に日本語で相談できる
操作はクリック中心で、専門的な設定は後回しでOK。
今回のロードマップは「10分で読んで、50分で形にする」です。
完璧を目指さず、まずは形にして公開することを最優先にしていきます。
ちなみに料金や他社比較をじっくり見たい方は、別途ランキング記事をご用意していますので、こちらをどうぞ。

エックスサーバー+WordPressが”ちょうどいい”理由
なぜXserver+WordPressがいいのか?
その理由を見ていきましょう!
安定:止まりにくい=問い合わせの機会を逃さない

エックスサーバーは稼働率99.99%を維持しています。
これは1年間で約53分しか停止しないという意味です。
お客さんがあなたのホームページを見ようとした時に「ページが表示されません」となったら、それだけで機会損失ですよね。
せっかく興味を持ってくれたのに、二度と戻ってきてくれないかもしれません。
安定性は地味ですが、実は一番重要なポイントなんです。
ぼくも昔、無料サーバーを使っていて、大事なタイミングでサイトが落ちて冷や汗をかいた経験がありますw
速度:画像が多くても表示がスムーズ

WordPress用に最適化された環境で、画像をたくさん使っても表示速度が落ちません。
特に美容室やカフェなど、ビフォーアフターやメニュー写真を多用する業種では、この速度の差が顧客満足度に直結します。
表示に3秒以上かかると、半分以上の人が離脱してしまうというデータもあります。
最新の高速化技術「KUSANAGI(くさなぎ)」が標準搭載されているのも安心材料です。
相談先:日本語サポート/手順が整備済み

24時間365日の電話・チャット・メールサポートがあります。
しかも、操作手順が画像付きで詳しく解説されているので、初心者でも迷いません。

これって実はすごく重要で、海外のサービスだと英語でのやり取りになったり、時差の関係で返事が遅かったりするんです。
何かトラブルがあった時に、すぐに日本語で相談できるのは心強いですよね。
1時間で公開:最短ロードマップ
ここからサーバー契約、サイト公開までの手順を確認見ていきましょう!
ドメイン+サーバー同時申し込み
まずはエックスサーバーの公式サイトにアクセスして、「お申し込み」ボタンをクリック。
ドメイン名(ホームページの住所)は以下のパターンで決めましょう
- 屋号がある場合:「屋号.com」
- 業種で勝負:「業種+地域.net」(例:shibuya-eikaiwa.jp)
- 個人名:「名前.info」
.comでも.netでもSEO(検索順位)に差はありませんが、特殊なドメインは避けたほうがいい。
変なドメインは
「特殊詐欺なのでは?」
と疑われますからねw
プランは「スタンダード」で十分。
将来的にアクセスが増えても、簡単にアップグレードできます。
WordPress自動セットアップ
エックスサーバーの「WordPress簡単インストール」を使えば、クリック3回で完了します。
初期テーマ(デザインテンプレート)は「Cocoon」でOK
無料ですが高機能で、デザインが崩れにくいのが特徴です。
この段階では完璧を求めず、とりあえず動く状態を作ることが大切です。
デザインの微調整は後からいくらでもできますからね。
もしもはじめから有料テーマを使うならSWELLかXwriteがおすすめ!
どちらも簡単に高品質なデザインサイトができますよ!

最小3ページで先に公開
完璧なサイトを作ろうとすると永遠に完成しません。
まずは最低限の3ページだけ作って公開しましょう:
- 事業案内:何をしている会社・お店なのか
- 料金・メニュー:具体的なサービス内容と価格
- お問い合わせ:電話番号・地図・問い合わせフォーム
この3ページがあれば、お客さんは
「どんなサービスで、いくらで、どうやって申し込めばいいか」
が分かります。
電話ボタンは必ず大きく配置しましょう。
スマホからタップするだけで電話がかかるように設定できます。
写真と実績を後追いで追加
サイトが動く状態になったら、以下を順次追加していきます。
信頼の3点セット
- 挨拶・代表プロフィール
- お客様の声(実名+写真があると◎)
- よくある質問
写真は最初はスマホで撮影したものでOK。
プロの写真は後から入れ替えれば問題ありません。
完璧主義になって公開が遅れるより、80%の完成度で早く公開する方が圧倒的に重要です。
予算の不安を解消:総額だけ見ればOK
金額面も気になりますよね?
確認していきましょう!
初期費+月額+2年目以降のドメイン更新=年額の目安
エックスサーバーの料金体系はシンプル。
- 初期費用:0円
- 月額費用:990円~(12ヶ月契約時)
- ドメイン費用:12ヶ月以上の契約で無料
年間約12,000円で、24時間365日いつでもアクセスできるホームページが持てます。
月割りすると1,000円。
ランチ代程度の投資で、全国からお客さんを集められる仕組みが手に入ると考えれば安いものですよね。
2年目以降はドメイン更新料(年間約1,500円)が追加でかかりますが、それでも年間15,000円程度。
広告費と比べれば圧倒的にコスパが良いですよね。
ただこれらもキャンペーンをフル活用すれば、驚くほどの割引価格になる。
ドメインなんて永久無料!
割引適用条件は契約前に絶対にチェックしておいてくださいね!

「自分で調べる時間」もコスト
ここで重要なのは、時間もコストだということ。
「もっと安いサーバーがあるかも」と調べ回る時間を時給換算してみてください。
仮に時給2,000円として3時間調べれば6,000円。
それなら確実に動くものをサッと選んで、浮いた時間で営業活動をした方が売上につながります。
ぼくも昔は「1円でも安く」と思って色々比較していましたが、結局トラブルが起きて余計な時間を取られることが多かったです。
今思えば、最初からもっとも使われているエックスサーバーにしておけばよかったw
業種別ひな形
サッとサイト公開ができるように、ぼくがこれまで納品したサイトから3業種を厳選し、そのコンテンツ内容を紹介します。
参考にどうぞ!
習い事教室(英会話・ピアノ・ダンス・プログラミング等)
習い事教室は「体験申込」への導線設計が最重要
- コース一覧:対象年齢・レベル別に整理(例:年中〜小2/初心者〜上級)
- 開講曜日・時間割:カレンダー画像または表形式で見やすく
- 料金体系:入会金・月謝・教材費・兄弟割引や紹介割引も記載
- 体験申込フォーム:日程選択・希望コース・年齢のプルダウンメニュー
- 振替・休会ポリシー:回数制限・期限・LINE連絡OKかなど
- 講師紹介:資格・実績・担当コース・顔写真
- 安全対策:送迎ルール・入退室連絡・保険・感染症対応ガイド
- 成果・保護者の声:短い動画・ビフォーアフター・検定合格実績
- 必要な持ち物・服装:初回体験用の貸し出し有無
- アクセス情報:地図・最寄り駅・駐輪場・駐車場情報
- 問い合わせ導線:ページ上部に固定で「体験申込」「LINE」「電話」ボタンを配置。※スマホでは画面下部に固定表示させると効果的です。
美容室
美容室は「予約のしやすさ」と「仕上がりのイメージ」が成約のカギですね。
- メニューと価格:カット・カラー・パーマなど具体的な料金
- ビフォーアフター写真:お客様の承諾を得た実例
- 予約方法:電話・LINE・Web予約システムの案内
- スタイリスト紹介:得意分野・経歴・作品写真
- サロン内観:清潔感の伝わる店内写真
- アクセス:地図・駐車場台数・公共交通機関でのアクセス
カフェ・飲食
飲食店は「今すぐ行きたい」と思わせることが重要
- メニュー写真:看板メニューを大きく美味しそうに
- 営業時間:曜日別・ランチタイム・ディナータイムを明記
- 混雑の目安:「平日ランチは比較的空いています」など
- テイクアウト案内:対応メニュー・注文方法・受取時間
- 席数・個室情報:団体利用可能か、子連れOKかなど
- 駐車場・アクセス:台数・料金・最寄り駅からの道順
どの業種でも共通して重要なのは、ページ上部の固定ボタンです。
スマホユーザーがいつでも簡単に連絡できるようにしましょう。
いまの環境からの乗り換えガイド
すでにサイト運営をしていて、エックスサーバー&WordPressに乗り換える場合についても紹介しておきます。
Wix・ペライチ等 → WordPress
既にWixやペライチでサイトを運営している場合も、スムーズに移行できます。
移行手順は以下の通り
画像と文章を先に移す:既存サイトから写真と文章をダウンロード・コピー
WordPressで新しいページを作成:移行先のページを一つずつ作成
フォームは新規作成:お問い合わせフォームはWordPress側で新しく作り直し
ドメイン接続先変更:最後にドメインの接続先をWordPressに変更
ドメインを変えなければ、お客さんからはURL変更に気づかれません。
無料ブログ → 会社サイトだけ先にWordPress化
アメブロなどの無料ブログを継続しながら、会社サイトだけWordPressに移行する方法もおすすめです。
無料ブログは集客用、WordPressは信頼性向上用と使い分けることで、両方のメリットを活かせます。
既存WordPressが遅い
すでにWordPressを使っているけど表示が遅い場合は、以下の順番で改善を試してください
- 画像圧縮:写真のファイルサイズを小さくする
- キャッシュ設定:表示速度を上げるプラグインを導入
- 不要プラグイン整理:使っていないプラグインを削除
これでも改善しない場合は、テーマによる影響、サーバーのスペック不足の可能性が高いです。
有料テーマへの変更、エックスサーバーへの変更を検討してみてもいいかもしれません。
あんしん運用の初期設定
エックスサーバー&WordPressを始めたら、やっておくべき初期設定も紹介しておきます。
自動バックアップの設定確認
エックスサーバーは自動でバックアップを取ってくれますが、必ず設定を確認しましょう。
万が一サイトが壊れても、「昨日の状態に戻す」ことができれば安心です。
バックアップは保険のようなもの。
使わないのが一番ですが、いざという時に助かります。
自動バックアップは過去14日分保存されるので、「2週間前に戻したい」ということも可能なんです。
二段階認証/権限わけ(投稿者・管理者)
WordPressの管理画面には二段階認証を必ず設定しましょう。
スマホアプリで認証コードを生成する方式が一般的です。
また、複数人でサイトを管理する場合は、権限を分けることも重要
- 管理者:すべての操作が可能(社長・Web担当者)
- 投稿者:記事の投稿・編集のみ(アルバイト・外部ライター)
間違って重要な設定を変更されるリスクを減らせます。
連絡体制:サイト担当 → 制作パートナー → サーバーサポート
トラブル時の連絡体制も決めておきましょう
- 社内のサイト担当者がまず確認
- 解決しない場合は制作パートナー(Web制作会社・フリーランス)に相談
- サーバー側の問題ならエックスサーバーサポートに連絡
この順番を決めておくことで、無駄な時間とコストを削減できます。
用語ミニ辞書
サイト準備中に出てきそうな専門用語を簡単に紹介しておきます
- サーバー:ホームページの置き場所(土地のようなもの)
- DNS:住所変更の手続き(引っ越し時の住所録更新)
- SSL:通信の鍵(個人情報を暗号化して送る仕組み)
- PHP・DB:動く仕組みとそのメモ帳(WordPressの心臓部)
- CDN:遠方にも速く届ける配達網(全国に配送センターを置くイメージ)
完璧に理解する必要はありませんが、何となく知っておくと安心です。
よくある質問
今日やることチェックリスト
最後に、今日やるべきことを整理しました
□ ドメイン候補を3つ書く
- 第1候補:屋号.com
- 第2候補:業種+地域.com
- 第3候補:代表者名.com
□ 最小3ページの下書き
- 事業案内の文章を準備
- 料金・メニューの整理
- お問い合わせ先の確認
□ 外観・メニュー等の写真を用意
- 代表者の写真
- 商品・サービスの写真
- 店舗・事務所の写真
□ お問い合わせフォームをテスト
- 自分のスマホに送信
- 同僚・家族に送信
- 携帯電話からの送信確認
□ バックアップと二段階認証を有効化
- 自動バックアップ設定の確認
- 二段階認証アプリのインストール
- 管理者権限の確認
この5つをクリアすれば、明日からお客さんの問い合わせを受けられる状態になります。
完璧を目指さず、まずは形にして公開することから始めましょう。
改善は運用しながらいくらでもできますから。
もし料金や他社との詳しい比較を見たい方は、別途ランキング記事をご用意していますので、そちらもあわせてご覧ください。

あなたのビジネスがオンラインで成長することを願っています!
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