AIでホームページを作ろうとして、
思ったより微妙だな
CodexもClaude Codeも使えないじゃん
これなら自分で作った方が全然いいんですけど
と思ったことはありませんか?
- デザインは出てくる
- 文章も出てくる
- 画像も、ボタンも、なんとなく整っている
でも、よく見ると違うんですよね。
- アイコンが妙に雑
- 画像がいかにもAIっぽい
- 余白や動きの指示が伝わらない
- 日本語も、きれいなのにどこか他人事
ぼくも同じでした。
初めてAIでサイト制作をしたときはガッカリして、有料プランを即解約しましたから。

ろにぃ
・サイト制作歴10年以上
・情報発信をきっかけに大企業へ転職
・月収100万円超えのサイトを作成・運営中
SNSも触ったことがない完全初心者からスタートし、ゼロからWeb制作とSEOを習得してきました。
同じように挑戦する人を応援するため、初心者向けに「世界一やさしくわかるWeb制作・SEO・ライティング」情報を発信しています。
【さらに興味がある方へ】
初心者がAIを使ったサイト制作、サイト運営術を有料NOTEで公開しています。
→[運営者の詳しい情報こちら]
でもこの原因は自分。
AIにサイト制作を頼むとき、いまだに「こっちの伝え方が雑すぎて全然イメージ通りに出力されない」なんてことが起こるんです。
たとえば、パララックスという言葉を知らなければ、AIに
「スクロールしたときに背景と手前の要素がずれて動く感じ」
と説明するしかありません。
もちろん、それでも伝わることはあります。
でも、言葉を知っている人と知らない人では、指示の精度が変わるんですよね。
画面の前で何度も修正を出しているのに、AIから返ってくるものがずっと斜め上。
少しずつ喉の奥に熱がたまって、もう一回同じ説明を打つ手が止まる。
AIサイト制作のあるあるです。
今回は、AIサイト制作で差がつく「言葉の解像度」について整理していきます。
思い通りのサイトが出来上がらないのは、AIが使い物にならないのではなく、何をどう直したいのかを言葉にできていないだけかもしれません。
もし今、自分のサイトを見ても「どこがズレているのか」「AIに何を頼めばいいのか」が分からないなら、サイト改善診断で一度外から見てもらうのもありです。
最初から全部を作り直す前に、読者目線でどこが伝わりにくいかを整理できます。
もし今、何から直せばいいか分からず止まっているなら、まずはサイト改善診断を使ってみてください。
今どこで止まっているかと、次に何を優先すればいいかを整理してお返しします。
\ 何をすればいいのかわからなくても大丈夫 /
AI量産コンテンツが増えるほど、人の手が入ったサイトは強くなる
最近、YouTubeまわりでAI生成コンテンツの大量生産がかなり荒れています。
いわゆるAI slopです。
- AI音声
- AI画像
- 似たような台本
- それを大量に流し込む
もう、工場のベルトコンベアから「感動する話」「怖い雑学」「成功者の習慣」がドコドコ流れてくる感じです。
見た目は動画。
でも、見終わったあとに何も残らない。
薄い味のスープを、さらに水で薄めて、巨大なタンクで配っているようなものです。
これはただの噂ではなく、YouTube自身もスパムや誤解を招く行為のポリシーで、品質や視聴体験を考えない自動生成コンテンツを問題視しています。
Creator Handbookでは、低品質なAI生成動画を大量に投稿していた大規模チャンネルが削除された動きも報じられていました。
YouTubeがAI動画を全部ダメと言っているわけではありません。
なんならぼくもAIフル活用で動画をあげていたこともありました。
大事なのは、AIを使うこと自体が悪いという話ではなく、AIで大量に作っただけで、人の判断も、体験も、責任も入っていないものが増えていることです。
- 人が見ていない
- 人が選んでいない
- 人が直していない
ただ、生成して、並べて、公開しているだけ。
だから見た瞬間に冷めるんです。
これ、Webサイトでも同じなんですよね。
AIでサイトを作る人が増えるほど、
- いかにもAIで作りました
- 実物写真がない
- 文章がどこか他人事
- サービスの中身が見えない
- 運営者の気配がない
こういうサイトも増えます。
その反動で、人の手が入っているサイトの価値は上がる。
きれいなデザインより先に、
「本当にこのサービスは動いている」
「この人が見て、直して、考えている」
「問い合わせたあとも、ちゃんと人が出てくる」
と感じられるサイトです。
AIサイト制作で差がつくのは、ツールだけではありません。
- 人の判断が入っていると伝わる言葉
- 実物感のある写真
- 読者の不安に先回りした説明
- そのサービスに合った順番
ここを作れるかどうかが重要なんですよね。
言葉の解像度が低いと、AIへの指示もぼやける
AIサイト制作で差がつくのは、ツール名だけではありません。
ChatGPTなのか、Claude Codeなのか、Codexなのか。
Wixなのか、ペライチなのか、WordPressなのか。
もちろんツールごとの違いはあります。
でも、それ以前に大きいのが、依頼する側の言葉の解像度です。
たとえば、次のような指示があります。
「おしゃれにして」
「高級感を出して」
「今っぽくして」
「売れる感じにして」
「動きをつけて」
気持ちは分かります。
最初はそう言いたくなりますよね。
でも、AIからすると、この言葉だけでは判断材料が足りないんです。
- おしゃれとは、余白を広く取ることなのか
- 写真を大きく見せることなのか
- 色数を絞ることなのか
- フォントを変えることなのか
- アニメーションを入れることなのか
高級感も同じです。
- 黒と金を使えば高級感なのか
- 余白を広くすればいいのか
- 写真の質を上げるべきなのか
- 言葉数を減らすべきなのか
ここを言葉にできないと、AIはよくある見た目へ寄せます。
その結果、どこかで見たようなサイトになります。
きれいだけど、自分のサービスの温度がない。
整っているけど、読者が申し込む理由が見えない。
AIで作ったサイトがそれっぽいのに売れない話は、 AIで作ったサイトが“それっぽいのに売れない”理由 でも書きました。

次は一歩進んで、なぜそうなるのかを「指示する言葉」から見ていきます。
知らない言葉は、AIに頼めない
AIを使うほど、知識はいらなくなる。
そう思われがちですが、ぼくは逆だと思っています。
最低限の言葉を知らないと、AIに頼めないんです。
たとえば、
- パララックス
- ローディングアニメーション
- ホバー
- フェードイン
- マイクロインタラクション
- ファーストビュー
- CTA
- マイクロコピー
- セクション
- レスポンシブ
こういう言葉を全部専門家レベルで説明できる必要はありません。
でも、存在を知っているかどうかで、AIへの頼み方は変わります。
「トップの画像をいい感じに動かして」
より、
「ファーストビューの背景に、スクロール時に少しだけ奥行きが出るパララックスを入れて。ただし読み込みが重くならないように控えめに」
のほうが、かなり伝わります。
「ボタンを目立たせて」より、
「CTAボタンは背景とのコントラストを強めて、文言は『無料で相談する』ではなく『今のサイトを見てもらう』にして、押したあとが分かる一言を直前に置いて」
のほうが、修正の方向が見えます。
ちなみに問い合わせボタンまわりの言葉や直前の一言については、 問い合わせボタンが押されない理由。色・文言・直前の一言を見直す でも整理しています。

AIは、何でも察してくれる魔法ではありません。
こちらが見えていないものは、AIにも渡しにくいんです。
いかにもAIで作ったサイトは、すぐ見抜かれる
AIで速く作れる時代ほど、雑に作ったサイトはすぐ見抜かれます。
- 原色だらけの配色
- ファミコンのような雑なアイコン
- 実在しなさそうな人物画像
- どこか不自然な日本語
こういうものが混ざると、読者は言葉にしなくても感じます。
「ここ、本当に動いているサービスなのかな」
「問い合わせたあと、人がちゃんと出てくるのかな」
「この人に頼んでも大丈夫かな」
その小さな不安が積み重なると、読者は静かに閉じます。
期待して開いた分だけ、サウナ後の水風呂のようにすっと熱が冷める。
AIっぽさの問題は、見た目の問題だけではありません。
信頼の問題なんですよね。
YouTubeで低品質なAI動画が増えると、視聴者はだんだん警戒します。
「またAIで量産しただけの動画かも」
そう思われた瞬間に、見る目が厳しくなる。
Webサイトも同じ。
AIで作ったように見えるサイトが増えるほど、読者は無意識にチェックします。
- 実在する人が運営しているのか
- 実物の写真があるのか
- 利用者の声があるのか
- 文章が読者の状況に合っているのか
- 問い合わせ前の不安に答えているのか
つまり、人の手が入っていることが、これまで以上に価値になるんです。
AIを使っていい。
でも、最後に人が見て、選んで、直していることが伝わらないと、読者は不安になります。
言葉の解像度は、読者理解から上がる
では、AIにうまく指示するには、専門用語をひたすら覚えればいいのか?
それだけでは足りません。
言葉の解像度を上げるうえで一番大事なのは「読者理解」
- 誰に向けたサイトなのか
- その人は何に困っているのか
- どこで不安になるのか
- 何が見えたら次へ進めるのか
ここが決まると、AIへの指示も具体的になります。
たとえば、ただ
「サービスページを作って」
ではなく、
「初めてホームページ改善を依頼する人向けに、料金より先に相談の流れと対応範囲が分かる構成にして」
と頼めます。
ただ
「見出しを作って」
ではなく、
「公開したのに問い合わせが来ない人が、自分のことだと思える見出しにして」
と頼めます。
ただ「レビューを入れて」ではなく、
「依頼前に不安を感じていた人が、相談後に何が整理できたか分かるレビューにして」
と頼めます。
ホームページに何を書くかで止まる原因は、文章力だけではありません。
読者の悩みが決まっていないことが多いです。
この話は、 ホームページに何を書けばいいかわからない人が、最初に決めること でも詳しく書いています。

読者が見えていないと、AIへの指示も自分目線になりがちなんですよね。
完全オリジナルよりまず型を知る
AIに頼むときほど、型を知っている人が強いです。
型を知っていると、AIに修正を出せます。
「もっと良くして」
ではなく、
「悩みの提示が弱いから、読者が止まっている場面から入って」
と言えます。
「なんか違う」
ではなく、
「料金の前に、相談の流れとキャンセル可否が見えないから不安が残る」
と言えます。
「おしゃれに」
ではなく、
「このサイトは店舗サービス向けなので、抽象的なAI画像ではなく、実物写真がある前提の構成にして」
と言えます。
この差は大きいです。
完全オリジナルを目指す前に、読者が動きやすい型を知る話は、 ホームページ制作で「完全オリジナル」を目指すと失敗しやすい理由 でも整理しています。

AIサイト制作でも、同じです。
型を知らないまま自由に作ると、自由ではなく迷子になります。
AIに頼む前に決める5つのこと
AIでサイトを作る前に、最低限これだけは決めておきたいです。
誰に向けたサイトか
まず、誰に向けたサイトなのかを決めます。
ここが広すぎると、AIの文章もぼやけます。
「小規模事業者向け」だけではまだ広い。
たとえば、
- 初めてホームページを作る店舗オーナー
- 自作サイトを改善したい個人事業主
- 講座や相談サービスを売りたいサービス運営者
このくらい見えると、見出しも説明文も変わります。
読者が止まっている場面
次に、読者がどこで止まっているのかを決めます。
- 問い合わせ前に料金が不安なのか
- サービス内容が分からないのか
- 実績が見えず不安なのか
- 申し込み後の流れが見えないのか
ここをAIに渡すと、ただの説明文ではなく、読者の不安を減らす文章に近づきます。
サイトで一番してほしい行動
- 資料請求
- 問い合わせ
- 予約
- 無料相談
- noteやメルマガ登録
ここが決まっていないと、AIはあれもこれも載せます。
結果として、読者は何をすればいいか分からなくなります。
参考にしたいサイトと避けたいサイト
AIには、参考にしたい方向だけでなく、避けたい方向も伝えたほうがいいです。
たとえば、
- 原色だらけにはしない
- AI生成っぽい人物画像は使わない
- 抽象的なアイコンだけで説明しない
- 創業ストーリーを先頭に置かない
- ボタン文言を「送信」だけにしない
避けたいものを伝えると、ズレを減らしやすくなります。
使いたい専門用語と意味
パララックス、CTA、ファーストビュー、マイクロコピー、レスポンシブ、ホバー。
こういう言葉を知っているなら、そのまま使って大丈夫です。
知らない場合は、まずAIに聞いてから使えばいいんです。
「ホームページ制作で、ファーストビューとは何ですか」
「CTAとは何ですか」
「パララックスを初心者向けに説明してください」
こうやって言葉を増やしてから指示すると、AIへの依頼もかなり変わります。
AIサイト制作で失敗しないためのチェックリスト
AIにサイト制作を頼む前に、次の項目を確認してください。
- 誰に向けたサイトか決まっている
- 読者の悩みが具体的に言える
- 最初に見せる情報が決まっている
- 問い合わせ前の不安が分かっている
- 参考にしたいサイトがある
- 避けたいデザインや表現がある
- CTAの目的が決まっている
- 実物写真やレビューなど、信頼の材料がある
- 使いたい専門用語を少し調べている
- AIに丸投げせず、自分で判断する前提がある
- AIで作ったあと、人の手で確認した跡が残っている
全部完璧でなくて大丈夫です。
何も決めずに投げるよりかなりズレにくくなります。
まとめ
AIサイト制作で差がつくのは、ツールだけではありません。
もちろん、どのAIを使うかは大事。
でも、それ以上に大事なのは、何をどう頼めるかです。
AIは進化しています。
YouTubeでは、AI生成動画そのものではなく、低品質で大量生産されたAIコンテンツへの警戒が強まっている。
Webサイトも同じです。
AIで作れるようになったからこそ、人間側の言葉と判断が必要になります。
- 誰に向けるのか
- どこで不安を減らすのか
- どんな動きにしたいのか
- 何を避けたいのか
- どんなサイトにしたくないのか
- どこに実物感を出すのか
- どこに人の手が入っていると見せるのか
ここを言葉にできないままAIに投げると、出てくるのは「それっぽいけど伝わらないサイト」になりやすいです。
これから、いかにもAIで作りましたというサイトは増えます。
だからこそ、読者の状況に合わせて言葉を選び、実物写真やレビューを入れ、問い合わせ前の不安に答えているサイトは強くなる。
今日やることは、AIツールを全部調べることではありません。
まずは、自分のサイトで「AIにうまく指示できない場所」を1つだけ見つけてください。
そこを言葉にするところからで十分です。
もし今、
「AIで作ったけど、なんか微妙」
「どこを直せばいいか分からない」
「自分の指示が悪いのか、サイト自体が悪いのか判断できない」
という状態なら、サイト改善診断を試してみてください。
今のサイトを見たうえで、読者がどこで止まりそうか、AIに何をどう直してもらうとよさそうかを整理して返します。
もし今、何から直せばいいか分からず止まっているなら、まずはサイト改善診断を使ってみてください。
今どこで止まっているかと、次に何を優先すればいいかを整理してお返しします。
\ 何をすればいいのかわからなくても大丈夫 /




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