『きみのサイトは見出しの使い方がメチャクチャだぞ!これじゃ誰にも見てもらえないサイトだよ』
って言われちゃった。
Wixサイトでの見出しの正しい使い方について教えて!
Wixサイトを初めて作ったとき、見出しの設定なんて気にしてられませんでしたよね?ぼくは第1作目サイトでは『この見出しってなんなんだろう?』と思ったまま作っていました。
今回は見出し設定ってなに?という方向けに解説記事を作成しました。
- 見出しとは
- 見出しの必要性
- 見出しのルール
- Wixの正しい見出し設定方法
こんにちはろにぃです。サイト制作を始めてから10年
・月収100万円のサイトを作成、運営
・クライアントのサイトの作成、編集、管理
・SEO相談
などの経験を活かして、サイト制作やSEOについて情報発信をしております。
そんな僕が今回は横文字、専門用語を出来るだけ使わず、簡単に説明して!!という方に向けて『見出し設定』について解説します。
サイトを運営していく上で必須の知識なのに、間違った使い方をしていることが非常に多い!そんな見出し設定について5分あれば読み切れる内容でまとめました。
『見出し設定なんて今まで気にしてなかった』という人はぜひ最後までご覧ください!
SEOってなんぞや?という方はまずはこちらの記事からご覧ください。
見出しとは
今回解説する見出しとは、ページ全体を見やすく、わかりやすくするために要点をまとめた題名のことです。上記の装飾された『見出しとは』が見出しです。
このページでは見出しに設定した文字は、目次として自動的に見やすくまとめられるように設定してあります。目次の見出し一覧を見れば記事内容が把握できるようになっているというわけです。
見出しの必要性
見出しとは何かを説明しましたが、ではなぜ見出しは必要なのでしょう?
見出しの役割は主に3つ
順番に解説します。
最後まで見てもらえるようになる
目次を見てもらえばわかるように、見出しだけでそのページに何が書いてあるのかがわかるようになっています。
もう一度目次に戻って確認する
※目次の『最後までよんでもらえるようになる』をタップすると戻ってこれます
中身がわかっちゃったらその先は見ないんじゃないの?
なんて心配してませんか?確かに気持ちはわかります。でも表紙は真っ白、目次もない本をあなたは買おうと思いますか?
ゼッタイに買わないですよね。貴重な自由時間に中身のわからないものを最後まで見るほどヒマじゃない。
人は先に中身がわからないと見てくれないんです。
見出しである程度内容がかわかるから『見る』『見ない』の判断できるんだよね!
結果的に『よし、見よう!』と決めた人はじっくり見てくれるというわけです。その証拠にあなたもここまでこの記事をご覧頂いてますよね!
デザインのアクセントになる
装飾やフォントサイズの変化を加えた見出しはデザインのアクセントになります。2つの画像を見比べてください。
見出し設定がないため、読みにくい文章になっています。
同じ文章でも読みやすさが全然ちがいますよね!
メリハリが付くことで、一目で
- 内容の切り替わりがわかる
- 次の章に何が記されているかわかる
というメリットがあるんです。
ダラダラと書かれた長文は大きなストレスを与え、誰にも読まれません。見出しを使い、視覚に訴えかけることで、情報をキャッチしてもらえるんです。
Googleに何が書いてあるのかが伝わる
サイトの評価をして順位をつけるGoogleは見出しを見て、そのページに書かれている情報を理解します。見出しが設定されていることにより、ページの構造を正確に伝わるのです。
有益な情報をたくさん詰め込んでもGoogleに把握してもらえなければ誰にも届きませんから。読み手だけでなく、ロボットにもやさしいサイト・ページにするため、見出しは重要な役割をはたしているんです。
見出しのルール
見出しを設定するうえでのルールを確認していきましょう。これを知らずに見出し設定をしている人は結構いるので、
ルール?
そんなもん知らんがな。
というあなたは要チェック。大きくわけて以下の3つです。
H1タグ利用の注意点
見出しの中でもH1タグの利用には重要なルールがあります。
H1は1ページに1つ
H1はそのページのタイトルです。だから1ページに使用するH1は1つまで。
『大きくて目立つからたくさん使っちゃえ!』
なんて理由で乱用しないでくださいね!
H1にはキーワードを含める
H1には訪問者が検索するであろうキーワードを含めます。キーワードを含むことで検索した人が、欲しい情報が掲載されたページだと認識しやすくなるんです。
違和感ないように自然に盛り込むのがコツです。
H1は文字数に注意
H1は32文字までに納めるのがベスト。長すぎると全部表示されず、途中で省略されてしまいます。
どうしても文字数オーバーしてしまう場合、キーワードは省略されないよう文頭に入れましょう。
見出しの順番
Googleは見出しタグを正しい順序で使用しましょうと推奨しています。でもデザインで使い方を決めるという失敗、とても多いんです。
複数の見出しサイズを正しい順序で使用すると、コンテンツの階層構造が作成され、ユーザーがドキュメント内を移動しやすくなります
検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド
h1タグからh6まで順序よく設置することで、読者にも情報が伝わりやすくなります。
またh1は大見出し、h2は小見出し、h3はさらに小さな小見出しといったように、各見出しの役割は決まっています。
ぼくは初心者の頃に「h2よりもh3の方がデザインがいいからh3を使おう」という失敗をやらかしました。
デザインの都合で順番を変えるのはやめましょう。他にもWixだと『文中のテキストを見出しにする』ということもできてしまうんです。
一見見出しだなんてわからないですよね?
目立たせたいから文字サイズが大きい見出しにするというのはNG行為です。
読者にとってわかりにくいページになってしまい、評価が落ちてしまう可能性があるので気をつけましょう。
サイトによって見出しの役割はかわる
見出しのH2,H3の役割はサイトによって変わります。大きくわけると2つ、『ブログサイト』と『コーポレイトサイト』
ブログサイトの場合
ブログサイトは、
- H1:訪問者の悩み
- H2:課題解決の要約
- H3:解決方法の具体例
となることが多いです。わかりやすく今見てもらっているこのページで説明すると、
- H1:重要なのに忘れがちなSEO対策 Wixの見出し設定とは?
- H2:見出しのルール
- H3:H1タグ利用の注意点→H4:H1タグは1ページに1つ
こんな感じです。
コーポレートサイトの場合
コーポレートサイトのH2は項目名になることが一般的です。
- サービスの特徴
- 機能
- 導入事例
- 料金
- 導入の流れ
そしてH3は各項目に対する
- 答え
- メリット
- 訴求ポイント
見出しの役割を理解しておけば、訪問者にとってわかりやすいサイトができるんです。
Wixの正しい見出し設定方法
見出しの使い方はわかった!
実際にWixサイトでどうやって設定するのかを教えて!
Wixにおける正しい見出しの設定方法について解説していきます。
- Wixエディタ左側の追加アイコン『+』をクリックする
- 『テキスト』をクリック
- 『見出しH1~6』の設定したい見出しをクリック
- 『テキストを編集』をクリックする
- 『フォント』『文字サイズ』を設定する⬅フォントカラー、太文字、リンクなどもここで設定
- テキストを入力
『どこでH1~H6のタグを使うか』これだけ気をつけてもらえば、あとはテキストを打ち込むだけです。
見出し設定を一括変更する方法
全ページのH2タグのデザインをまとめて変えるとかってできる?
以下の手順でかんたんにできます。
スタイルを保存することでH2に設定している他のフォントもまとめてデザインを変えることができます。
字体を統一したいとき、まとめて変えるのに便利ですね。
デザインを変えずに見出しタグを変更する方法
H3見出しのデザインは変えずにH4に変えることはできる?
以下の手順で可能です。
『H3を一箇所だけH4に変更したい』なんてとき、この方法を使うとラクです。
まとめ
最後にまとめます。
- 要点をまとめた『題名』こと
- 最後まで見てもらえるようになる
- デザインのアクセントになる
- googleに何がかいてあるか伝わる
- H1タグ利用の注意点
- 見出しの順番
- サイトによって役割は変わる
- エディター操作方法
- 見出し設定を一括変更する方法
- デザインを変えずに見出しタグを変更する方法
以上について解説してきました。
正しく見出し設定をすることで、読者にとってやさしいサイトになり、サイト評価も高まります。
その他にも大事な対策を忘れてるかもと心配になった方はぜひチェックしておいてください。
自分でSEO対策をしてみようと思ったけど、どうしてもできないという方向けにサイト修正のご相談も承っております。
どうにもならなくなってしまったときは1人で悩まず、ぜひお気軽にご相談ください!
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